ビオフェルミン止瀉薬の効果と副作用や下痢止めとの違い!正露丸とどっちが効く?

ビオフェルミン止瀉薬といえば、下痢や食あたりによく効くお薬ですよね。

なので、ビオフェルミン止瀉薬の成分や効果、他の下痢止めで正露丸などとの違いやどっちが効くのか、副作用や錠剤などの薬のタイプについても知りたいのではないでしょうか。

それから、ビオフェルミン止瀉薬は犬にも使っていいのか気になりますよね。

そこで今回は、ビオフェルミン止瀉薬の効果と副作用や下痢止めとの違い、また、正露丸とどっちが効くのか、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。

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ビオフェルミン止瀉薬の成分や効果は?

ビオフェルミン止瀉薬はビオフェルミン製薬が製造している下痢止めで、中身は茶色の粉末のスティックタイプで錠剤ではありません。

そして、有効成分としてタンニン酸アルプミン、ゲンノショウコウエキス、ロートエキス、フェーカリス菌を配合しています。

まず、タンニン酸アルプミンは傷ついてしまった腸粘膜を保護する働きを持っており、腸のキリキリとした痛みを抑える効果があり、腸内の腐敗や異常発酵を抑え、腹部誇張や腹痛を抑える働きもあります。

そして、ゲンノショウコウエキスはタンニン酸アルプミンと同様に、傷ついた腸を保護する働きと、胃の粘膜を保護する働きもあって、胃もたれや胃炎などに対しても改善効果が期待できます。

それから、ロートエキスは痙攣している腸の動きを抑制し、腹痛や下痢を和らげ、フェーカリス菌は乳酸菌の一種なので、腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果があるのです。

このように、乳酸菌が配合されているのがビオフェルミン止瀉薬の最大の特徴と言えて、特に下痢の後は腸内環境が悪化しているので、これを整えることもできますし、下痢に対してはビオフェルミン止瀉薬服用後、おおよそ2~3時間ほどで改善されます。

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ビオフェルミン止瀉薬の副作用は?

ビオフェルミン止瀉薬には薬用成分が含まれるので、皮膚のかゆみ、発疹、頭痛、排尿困難などの副作用が起こる可能性があります。

ビオフェルミン止瀉薬と下痢止めとの違い!正露丸とどっちが効くの?

ビオフェルミンには止瀉薬のほかに下痢止めがありますが、ビオフェルミン止瀉薬は飲み過ぎや食べ過ぎによる突発的な下痢に効くのに対し、下痢止めの方は腹痛を伴う慢性的な下痢に効きます。

なので、症状や原因によって使い分けるようにしましょう。

それから、腹痛や下痢といえば正露丸をイメージする方も多いと思いますが、実は食あたりなどが原因の場合は、腸内殺菌剤が含まれる正露丸の方が効きます。

それに対して、ビオフェルミン止瀉薬はどちらかといえば整腸剤としての働きを行い、腸の粘膜のタンパク質と結合して沈殿膜を作り、腸壁を保護するので、働き方が異なるのですね。

なので、そのときの状況によってどちらが効き目が強いというのは異なりますし、副作用についても、ビオフェルミン止瀉薬の方が強く出る方もいれば正露丸の方がつらいという場合もあるようなので、自分に合った薬を服用するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ビオフェルミン止瀉薬の効果と副作用や下痢止めとの違い、また、正露丸とどっちが効くのか、といったことなどについても詳しくお伝えしました。

ビオフェルミン止瀉薬は傷ついてしまった胃の粘膜を保護するゲンノショウコウエキスやタンニン酸アルプミン、痙攣している腸の動きを和らげるロートエキス、乳酸菌の一種であるフェーカリス菌が含まれ、腸の働きを整えながら下痢や腹痛を和らげる効果があるので、同じ下痢止めといっても一般的な下痢止めとは効能がやや異なり、正露丸ともどちらが効くとは言い難いのでした。

そして、ビオフェルミン止瀉薬は安全性が高く、下痢の後で傷ついた腸内環境を回復させる効果もありますが、人によって合う・合わないがあるので、自分に合った医薬品を選んで使うようにしましょう!

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