エフィエントの効果と副作用や適応!バイアスピリンの併用も

エフィエントは、血液を固まりにくくし、血栓症の再発を防ぐ医薬品です。

なので、エフィエントの作用機序や適応する病気、副作用や、休薬期間、ブラピックスとの違いやバイアスピリンとの併用、納豆に関する注意点について知りたいのではないでしょうか。

それから、エフィエント錠の薬価も気になりますよね。

そこで今回は、エフィエントの効果と副作用や適応、また、バイアスピリンの併用などもについて詳しくお伝えしていきます。

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エフィエントの効果や適応は?プラビックスとの違いも

エフィエントは血小板の活性化を抑制し、血液を固まりにくくし、血栓症の再発を防ぐ効果のある医薬品です。

そして、通常適応のある病名としては、経皮的冠動脈形成術が適用される急性冠症候群(不安性狭心症、非ST上昇心筋梗塞、ST上昇心筋梗塞)、安定狭心症、陳旧姓心筋梗塞などがあります。

それから、エフィエントのような抗血小板薬は血液を固まりにくくする、つまり出血もしやすくなる医薬品のため、内視鏡検査や抜歯など、出血する恐れのある処置を受ける場合には、事前に薬を中止、あるいは減量するなど適切な対応をしておく必要があります。

そして、一般的には処置の7~14日前から対応しておく必要があるので、手術の可能性がある方はできるだけ早めに医師に薬の内容を伝えるようにして、自己判断で薬の量を変えたり、中止したりしてはいけません。

具体的な作用機序は?

私たちの体内には血小板が固まる過程に関わる物質でcAMPと呼ばれるものがあり、血液を固まりにくくし、いわゆる血液をサラサラにする作用があるのですが、このcAMPの量を増やせば血液をサラサラにすることができるようになります。

出典:役に立つ薬の情報~専門薬学HP

そして、cAMPは酵素によって新たに作られますが、この酵素をアデニル酸シクラーゼ(AC)と呼んでおり、このACの働きを抑制する受容体がADP受容体といって、このADP受容体を阻害する作用を持つのがエフィエントなのです。

これによって、cAMPの生成に関わる酵素の働きが活発化し、結果として血液がサラサラになる作用を得ることができる、というわけです。

ブラピックスとはどう違うの?

エフィエントとブラピックスはどちらも血液をサラサラにする抗血小板薬ですが、エフィエントは遺伝的素質や持病・生活習慣で効き目に個人差が現れないよう、ブラピックスを改良した医薬品になります。

一方、ブラピックスはそのままの構造では薬として作用せず、吸収された後に主に肝臓で働く代謝酵素「CYP2C19」による代謝を止めて、薬としての作用を発揮するのですが、この酵素が働く人と働かない人がおり、特に日本人の約20%はCYP2C19の働きが遺伝的に弱いことから、ブラピックスで効果が感じられないという方がいるそうです。

そして、エフィエントはこのCYP2C19をはじめとする代謝酵素や肝機能や腎機能、喫煙の有無などによって効き目に影響せず、安定した効果を発揮する薬とされています。

ただ、ブラピックスは古くからある医薬品のため、既に世界でも広く使用され、使用実績が豊富で、脳や心臓、末梢の3つの領域で適応症を持っており、これはエフィエントよりも広範囲に及びます。

エフィエントとバイアスピリンの併用は?

エフィエントはバイアスピリンと併用することでより確かな効果が期待できるとされており、併用が薦められることの多い医薬品で、その併用治療効果はブラピックス+バイアスピリンよりも高いとされています。

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エフィエントの副作用は?

エフィエントの主な副作用として、皮下出血、鼻出血、血尿、皮下血腫などが報告されています。

また、頭痛や悪心・嘔吐、意識がうすれる、顔や手足の片側麻痺、倦怠感、食欲不振、紫斑、意識障害、蕁麻疹、まぶた、唇、下の腫れ、息苦しいといった症状が現れた場合は重篤な副作用の初期症状かもしれないので、使用をやめてすぐに医師の診察を受けるようにしてください。

エフィエントは納豆と併用してもいい?薬価も

血栓症の治療薬を使用していると納豆を食べてはいけないといったイメージを持っている方が多いと思いますが、実は納豆の併用が禁忌とされているのは抗凝固薬であるワーファリンなどのような医薬品です。

そして、エフィエントは抗血小板薬といって、その作用機序は全く異なるもので、納豆などのビタミンKの働きで影響を受けることはないので、心配せずに併用して問題ありません。

エフィエント錠の薬価は?

エフィエント錠は3.75mgが1錠あたり282.7円と高価な医薬品ですが、使用にあたって注意事項が多い医薬品のため、必要な時は病院を受診して医師に処方してもらうようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、エフィエントの効果と副作用や適応の病気、また、バイアスピリンの併用などについても詳しくお伝えしました。

エフィエントは血小板の活性化を抑制し血液を固まりにくくすることで血栓症の再発を防ぐ抗血小板薬で、心筋梗塞などに適応がありますが、出血しやすい状態になるため手術や抜糸などの前は7~14日間ほどの休薬期間を設ける必要があるのでした。

そして、ブラピックスよりも個人差が出づらく、バイアスピリンとの併用効果もより高いとされており、ワーファリンなどと作用機序が異なるため併用しても問題ないとのことでしたが、副作用が全く無いわけではなく、皮下出血などの副作用が現れるとのことでしたね。

そのため、エフィエント錠の薬価は高く、高価な医薬品ですが、医師の処方が必要な薬のため、病院を受診して医師の指示に従って服用するようにしましょう。

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