アーチスト錠の副作用や不整脈や心不全などへの効果!喘息には?

アーチストは、血圧を上昇させる交感神経を抑制したり、血管を拡張させて血圧を下げるカルベジロール製剤で、軽症から中程度の高血圧症や狭心症に使用します。

なので、アーチスト錠の副作用や不整脈、心不全などへの効果、喘息に関する注意点やメインテートとの違い、ハイリスク薬などについて知りたいのではないでしょうか。

それから、アーチスト錠の薬価やジェネリックも気になりますよね。

そこで今回は、アーチスト錠の副作用や不整脈や心不全などへの効果、また、喘息の場合などについても詳しくお伝えしていきます。

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アーチスト錠の効果や副作用は?

アーチスト錠は、血圧を上昇させる交感神経を抑制したり、血管拡張を行って血圧を下げ、軽症から中等症の本態性高血圧症、狭心症に用いるカルベジロール製剤で、適応する病名としては、虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢心心不全、高血圧症などがあります。

そして、アーチスト錠は特定薬剤管理指導が必要なハイリスク薬に分類されていますが、それは不整脈用剤として使用する場合に限ります。

それから、アーチスト錠の副作用としては、過敏症状、発疹、発赤などのアレルギー症状や涙の出方が少なくなったり、むくみ、動悸、徐脈、めまいなどが起こりやすいので、特にめまいが起きたら副作用のサインだと思って早めに医師に相談すると良いでしょう。

また、排尿障害、頻尿、鼻づまり、唇、舌の荒れ、のぼせといった症状は急性腎不全の初期症状なので、こうした症状についても注意が必要です。

メインテートとの違いは?

アーチストと同じく、心不全などの治療に使われる薬にメインテートという薬がありますが、アーチストはαアドレナリン受容体とβ1アドレナリン受容体の両方に遮断作用するのに対して、メインテートはβ2アドレナリン受容体にのみ遮断作用を行うので、作用する場所が少しずつ違います。

具体的には、メインテートの方は呼吸器疾患のある場合や、心拍数が下がりやすいため頻脈の治療に使われることが多いですが、それに対して、アーチストは呼吸器疾患がある場合は使用が難しいですが、心拍数に影響を与えづらいため、徐脈の症状にも使用できるという違いがあります。

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アーチスト錠の喘息などに関する注意点は?薬価やジェネリックも

アーチスト錠は気管支喘息などの気管支痙攣を起こす恐れのある病気をはじめ、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、高度な徐脈、心臓病、肺高血圧症、低血糖症、糖尿病といった病気を持つ人などは使用できないので、当てはまる方はあらかじめ医師に相談するようにしてください。

薬価やジェネリックは?

アーチスト錠は、10mgが1錠あたり56.9円で販売されており、ジェネリックとしてはカルベジロール錠20mgが1錠あたり44.0円で販売されています。

そして、国内では医師の処方が必要で、病院を受診しないと購入はできないので、必要な時はしっかり医師に診てもらって医師に従って使用するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アーチスト錠の副作用や不整脈や心不全などへの効果、また、喘息の時の注意点などについても詳しくお伝えしました。

アーチスト錠は血圧を上昇させる交感神経を抑制したり、血管を拡張させて血圧を下げるカルベジロール製剤で、軽症から中程度の高血圧症や狭心症に使用する医薬品で、ハイリスク薬にはなりますが不整脈へも効果が認められているのでした。

そして、喘息の患者などには使用することができず、副作用としては徐脈やめまいが起こりやすいのでしたね。

そんなアーチスト錠は病院を受診し、医師の処方がないと購入ができない医薬品なので、薬価やジェネリックなども確認の上、必要な時は病院を受診して医師の処方に従って安全に使用するようにしてくださいね。

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