アムロジンの効果と副作用や半減期!グレープフルーツの注意点も
アムロジンは、血圧を下げ、狭心症の発作を予防、または和らげる降圧剤の一種です。
なので、アムロジンの効果で高血圧に関することや、副作用、半減期、グレープフルーツの併用で量や時間の間隔をどのようにすれば大丈夫か、グレープフルーツとの併用はそもそも禁止されているのか、グレープフルーツ以外ならどうかといったことについて知りたいのではないでしょうか。
それから、アムロジンの薬価やジェネリックも気になりますよね。
そこで今回は、アムロジンの効果と副作用や半減期、また、グレープフルーツの注意点などについても詳しくお伝えしていきます。
アムロジンの効果と副作用は?
アムロジンは細胞内へのカルシウムイオンの流入を減少させることで、末梢血管や冠血管の平滑筋を弛緩させることにより、血圧を下げ、狭心症発作を予防または和らげる効果があります。
そして、通常は狭心症の治療に用いられますが、血圧を低下させる作用があることから高血圧症の治療薬としても有効です。
それから、アムロジンの効果の出方は比較的緩やかで、服用後、薬が6時間で最も血中濃度が高くなり、半減期も35~37時間と長いので、緊急を要する降圧には向いていないという特徴があります。
副作用は?
副作用として、むくみ、ほてり、めまい・ふらつき、頭痛・頭重、動悸、発作、そう痒、じんましんなどが多いようです。
一方で、全身の倦怠感や食欲不振、のどの痛み、湿疹、しびれなどが起きた場合は重篤な副作用の初期症状である可能性があるので、気づいたらできるだけ早く病院を受診するようにしましょう。
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グレープフルーツに関する注意点も
一般的に、アムロジンのような降圧剤を服用するときは、グレープフルーツやグレープフルーツジュースを同時にとると、薬の成分が大量に体の中に残ってしまい、頭痛やめまいの副作用が強く現れやすくなるようです。
それに、血中濃度が上昇し、過度の血圧低下を起こすこともあるので、非常に注意が必要で、グレープフルーツの量が問題ではなく、少しでも併用するとこうした危険性が起こりえます。
そして、グレープフルーツ以外でも夏みかんやポンカン、いよかんなども同様のことが言えるので注意が必要ですが、オレンジやレモン、蜜柑は問題がないと言われています。
ただ、こうしたことが言われている中で、アムロジンは比較的グレープフルーツなどの影響を受けにくいと言われており、併用は禁止とされているわけではないのですが、危険性はあるので注意が必要です。
なので、アムロジン服用中は可能であればグレープフルーツや夏みかん、ポンカン、いよかんなどは摂取しない方が良いですが、万一これらを摂取した場合、酵素の働きが復活するまでには3~4日間はかかるので、これだけの間隔をあけてから服用を再開する必要が出てくるのです。
そのため、アムロジン服用中はグレープフルーツなどはできるだけ控えるようにし、どうしても柑橘が摂りたい場合はレモンやオレンジ、温習みかんなどにしておきましょう。
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アムロジンの薬価やジェネリックは?
アムロジンは大日本住友製薬から販売されており、OD錠1錠あたり47.6円で販売されており、ジェネリック(アムロジピン、日本ジェネリック)5mgは26.2円くらいです。
そして、医師の処方が必要な薬なので、必要な時は必ず病院を受診し、医師の指示に従って服用するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、アムロジンの効果と副作用や半減期、また、グレープフルーツの注意点などについても詳しくお伝えしました。
アムロジンは、降圧剤の一種で、狭心症や高血圧の治療に使われており、効果の出方が緩やかで緊急を要する場合には向かないことや、副作用としてめまいや頭痛などがあるとのことでした。
そして、アムロジンとグレープフルーツの併用について、禁止ではないですが血中濃度が上昇し、過度の血圧低下を起こすリスクについてお伝えし、量の問題ではないことや、3~4日の間隔はあけないとならないことも指摘し、グレープフルーツ以外では夏みかんやポンカン、いよかんも良くないですが、オレンジやレモンなどはOKとのことでした。
そんなアムロジンの薬価やジェネリックについてもお伝えしましたので、必要な時は病院を受診し、医師の処方で購入するようにしてくださいね。
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