デパケンR錠の効果と眠気などの副作用や離脱症状!粉砕は?

デパケンは、気分安定薬や抗てんかん薬などとしても有名で、処方されることの多い薬です。

なので、デパケンR錠のうつ、てんかん、躁鬱などへの効果や眠気、太るなどの副作用や耳鳴りなどの離脱症状、小児の使用やうつが悪化することなどについて知りたいのではないでしょうか。

それから、デパケンR錠の服用の仕方で粉砕なども気になりますよね。

そこで今回は、デパケンR錠の効果と眠気などの副作用や離脱症状、また、粉砕などについても詳しくお伝えしていきます。

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デパケンR錠の効果や副作用は?

デパケンR錠は、脳内の抑制性神経伝達物質γ-アミノ酪酸(GABA)の濃度を上昇させるほか、ドーパミン濃度を上昇させ、セロトニンの代謝を促進し、脳内の抑制系を活性化させ、抗てんかん作用を示すとされています。

そして、GABA神経伝達促進作用が抗躁作用へ寄与していると考えられており、各種てんかん、てんかんに伴う性格行動障害(不機嫌など)、躁病および躁鬱病の躁状態の治療や再発予防目的で用いられることが多いそうです。

一方で、気分の高揚を抑えたり、気分の落ち込みを持ち上げたりといった気分の波を抑える作用を持つので、かえってうつが悪化したり、うつではなかった人がうつになる場合もあるようなので、血中濃度のコントロールには注意が必要です。

副作用は?

他の気分安定薬などに比べればデパケンR錠の副作用は少なくて使いやすいとされていますが、高アンモニア血症や肝機能障害には注意が必要で、デパケンR錠を使用した人の半数近くが肝機能障害を訴えているという臨床結果も出ているそうです。

それ以外にも、眠気・ふらつき・吐き気・脱毛といった副作用が認められていますが、デパケンR錠は他の気分安定薬に比べれば太りにくく、体重増量もあまりないのですが、稀に過剰摂食症状が現れ、結果的に太ることもあります。

セレニカとの違いは?

デパケン錠と同じ抗てんかん薬でセレニカという薬がありますが、デパケン錠は1975年に日本で発売され、セレニカは2004年に発売された新しい薬です。

そして、セレニカは湿気に弱く、すぐに形が変化してしまうので保管がしにくく、作用時間も短いので1日に2~3回服用する必要があることから、この点を改善して発売されたのがデパケンR錠で、吸湿性を改善するためにシュガーコーティングされており、少しずつ薬が出てくるように工夫されているのです。

なので、作用時間も長く続き、服用しやすくなりましたが、セレニカはデパケンR錠よりも湿気に弱いものの、大きさがやや小さくて飲みやすいというメリットがあるため、デパケンR錠では飲み込みづらいという方に処方されることがあります。

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デパケンRの離脱症状など

デパケンR錠は抗てんかん薬や躁鬱の再発予防薬として使用される薬なので、薬の濃度を一定に保っている必要があり、服用期間中はずっと薬剤が体内にある状態が普通になります。

そのため、急にやめると離脱症状が起こりやすく、耳鳴りや頭痛といった症状が現れることがあるので、減量したい場合ややめたい場合も自己判断では決めずに医師に相談するようにしましょう。

デパケンRの飲み方!粉砕についても

デパケンR錠は適応する疾患によって用量に違いがあり、てんかん、または躁病、躁鬱病の場合は通常成人に1日2~6錠(400~1,200mg)を1日2回に分けて処方します。

一方、偏頭痛発作の発症抑制の場合は、1日量2~4錠(400~800mg)を1日2回に分けて使用します。

ただ、小児など、年齢や症状のレベルによっても用量を調整する必要があるので、初めて使用する場合は医師の処方に従うようにしてください。

また、デパケンR錠は粉砕してしまうと溶出が加速し血中濃度が一気に急上昇してしまう可能性がありますし、前述の通り吸湿性を保つためシュガーコーティングしてあるため、無理に粉砕しないようにしましょう。

デパスやリーマスとの併用も

デパケンR錠を使用する方は、抗不安薬であるデパスを元々使用していたので併用したいと考える方が多く、実際にイライラは併用によって鎮静されるようですが、デパケンR錠の処方にはデパスについては併用注意と記載されています。

これは、デパスとの併用によって血中濃度が一気に上がって意識消失などを起こす可能性があるからなので、併用を希望する場合は一度医師に相談してからにしましょう。

一方、デパケンR錠と同じ双極性障害などに効果的な薬でリーマスというものがあり、こちらはデパケンR錠に比べて効果が強い代わりに副作用も強く現れ、使用に注意点が多い薬ですが、この副作用を和らげる目的でデパケンR錠と併用することもあります。

ちなみに、禁忌はもともと肝臓障害を持つ方、妊娠中の方で、併用の禁忌としては「カルバペネム系抗生物質」があるそうなので、気をつけてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、デパケンR錠の効果と眠気などの副作用や離脱症状、また、粉砕などについても詳しくお伝えしました。

デパケンR錠は抗てんかん作用があり、沈んだ気分を上げ、上昇した気分を鎮めるなど、気分の安定に効果的で、双極性障害に効果的なのですが、うつ状態に使うとかえってうつが悪化することもあるのでしたね。

そして、副作用としては眠気や脱毛が報告されており、突然服用をやめると耳鳴りなどの離脱症状が現れる可能性があるほか、副作用として肝機能障害や血中濃度の急上昇による意識消失もあるので、併用する薬などには注意が必要なのでした。

それから、デパケンR錠の用量は年齢や症状によっても異なるので、初めて使用する場合は必ず医師の処方通りとし、粉砕するのも危険なので、そのまま飲むようにして、安全に使ってくださいね!

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