日光角化症のかゆみ等の症状と手術等の治療法や薬!若年の場合も

暑くなってきて紫外線が気になる季節に入ると、今年もまたシミが増えるのかと憂鬱になってしまいますが、もしかしたらそのシミは日光角化症(光線角化症)かもしれません。

なので、日光角化症とは何か、そのかゆみなどの症状やダーモスコピーによる悪性の診断、癌のリスクや若年でも罹患するのかといったことについて知りたいのではないでしょうか。

それから、日光角化症の治療法でベセルナなどの治療薬や、手術なども気になりますよね。

そこで今回は、日光角化症のかゆみ等の症状と手術等の治療法や薬、また、若年の場合についても詳しくお伝えしていきます。

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日光角化症とは?症状について

日光角化症とは、主に中高年層の顔や頭部、腕などに多く現れる皮膚癌の前癌病変で、およそ数mmから1cm程度の赤くカサカサとした病変が見られます。

そして、角化が強くなるとかさぶたのような白いものが付着していることもありますが、ほとんどの場合はかゆみや痛みはなく、自覚症状が現れないので、治療を行わずに放置する方も多いようです。

そうして治療せずにいると、なんと1割から3割という高い確率で有棘細胞癌という皮膚癌に移行することがあるので、油断はくれぐれも禁物です。

日光角化症の症状は?

日光角化症になると、次の3つのいずれかの症状が現れます。

1、 紅斑型

平らな赤い斑点が現れ、表面に鱗のようなかさついたかさぶたが生じる症状で、日光角化症の中で最も多いものです。

2、 色素沈着型

2番目に多い症状として色素沈着型があり、これはほぼ平らなことが多いですが、少々隆起しており、褐色の斑点がまだに生じてきます。

3、 ゆうじょう型

ゆうじょう型という症状は隆起が大きくイボのような皮疹が表れ皮膚の表面が角化して赤くなっていることがほとんどですが、ゆうじょう型が進行すると、まるで角のように固く隆起する皮角型やかさついた鱗が多く見られる肥大型になることがあります。

日光角化症の原因は?若い人もなる?

日光角化症は、皮膚の表面が長年日光の紫外線に当たっていることが大きな原因と言われているので、基本的には中高年齢層の方が罹患する病気ですが、10~30代の年齢層にも罹患者がまったくいないわけではありません。

・ 日本の日光角化症患者の年齢分布

出典:持田製薬HP

そして、次の図を見ると分かる通り、日光角化症の患者数の推移とほぼ同じように、有棘細胞癌の罹患者数が増えています。

・ 日本の皮膚悪性腫瘍別患者数の推移

出典:持田製薬HP

ただし、日光角化症がいつどのようにして有棘細胞癌という皮膚癌に移行するかは未だにわかっていないそうです。

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日光角化症のダーモスコピーによる診断方法!治療法は?

日光角化症が疑われる症状があったら、病院で主に視診による診断を行い、次のようなポイントをチェックします。

・ 慢性的な日光暴露部位に認められる紅斑状病変で、しばしば多発する

・ 表面がややざらざらとしていて触診ができ、多少の鱗屑が見られる

・ 形状や表面の性状などが不規則で、境界不明瞭なことが多い

・ 萎縮性紅斑や高度に角化した皮角として見られることがある

・ 全体が黒褐色を呈することは稀だが、一部が褐色調を帯びることはある

また、視診のみで診断に至らない場合や、鑑別すべき疾患が存在する場合は、ダーモスコピーという皮膚の腫瘍やほくろなどを見る特殊な拡大鏡を用いて次のようなポイントを診断します。

・ 表皮の特に下層部を中心に異型ケラチノサイトが乱雑に存在する

・ 病変部の角層は大部分が不全角化を呈するが、毛穴などには正常な角化が残っている

・ 皮膚の表面には毛細血管の拡張やリンパ球主体の炎症性細胞浸潤が見られる

日光角化症の治療法は?

上記の診断で日光角化症と診断されたら、クリームや軟膏などでの薬物療法と、手術での切除あるいは液体窒素による凍結といった外科的な治療法の大きく2つに分類してどちらかを行います。

1、 薬による治療法

日光角化症の治療薬として「アルダラクリーム」(日本名:ベセルナクリーム)が世界的に使われています。

そして、この薬を1日1回、週3回、自分で患部に直接塗布して治療することができ、または別の治療法で1日に1~2回塗布し、塗布後にラップなどで覆う密封包帯療法のいずれかを行うと、症状が改善されていくそうです。

ちなみに、こちらの薬は健康保険が適用される薬として承認されているので、3割負担で購入することができます。

2、 外科的な治療法

・ 凍結療法

局所麻酔は行わず、液体窒素をひたした綿棒などを患部に押しつけて、凍結し、壊死させることによって除去する治療法です。

・ 外科切除

局所麻酔を行い、患部をメスで切除する治療法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、日光角化症のかゆみ等の症状と手術等の治療法や薬、また、若年の場合についても詳しくお伝えしました。

日光角化症とは、日光を長時間浴びたことによって起こる皮膚癌の前病変で中高年層の頭や腕などに紅斑型や色素沈着型、ゆうじょう型などのシミができ、原因ははっきりしていないですが1~3割で有棘細胞癌になる可能性があり、若年層でも罹患する確率はあるのでしたね。

そして、視診以外にもダーモスコピーによる診断を行い、日光角化症が確認された場合は、アルダラクリームを塗布するか、外科的治療を行うと改善されるので、自覚症状がなくても見た目のシミで疑われるものがあれば、早めに病院を受診し、悪化を防ぐようにしましょう!

尚、アルダラクリームの特徴や使い方については次の記事で詳しくお伝えしているので、合わせてチェックしてみてくださいね。

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「アルダラクリームの使い方と効果と副作用!ジェネリックの通販も」の記事はコチラ!

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