カルニチン欠乏症の症状や原因!検査と治療や透析の影響についても

カルニチンは、体内で合成することのできる成分ですが、加齢と共にその量が減少することが分かっており、不足すると欠乏症が起きるので注意が必要です。

なので、カルニチンの欠乏症とは何か、てんかんなどの症状や肝硬変やデパケン、透析などの原因、病院での検査や診断方法について知りたいのではないでしょうか。

それから、カルニチン欠乏症の治療法で薬や小児に関しても気になりますよね。

そこで今回は、カルニチン欠乏症の症状や原因、また、検査と治療や透析の影響などについても詳しくお伝えしていきます。

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カルニチン欠乏症の症状や原因は?診断についても

最近、

・ 眠りにつきにくい

・ ぐっすり眠れない

・ だるい

・ 意欲的になれない

・ 物忘れがひどい

・ 人の名前が思い出せない

・ 早足で歩けない

・ 夜中に床の中で脚がつって痛い

・ めまいを感じることがある

・ 顔の皮膚にハリがなくなった

といった症状があるなら、カルニチンが不足しているかもしれません。

カルニチン欠乏症の原因とは?

カルニチンとは元々私たち人間はもちろん、全ての生物が持っているアミノ酸の一種で、リジンとメチオニンというアミノ酸が合成されてできていて、生命を維持し体のあらゆる機能を継続的に動かすために必要なエネルギーを作る成分なのです。

それから、前述の通り年齢を重ねるにつれて体内のカルニチンは自然と減少してしまうのですが、食べ物からも摂取できるので、普通の食生活をしていれば比較的不足することはないそうです。

ただし、カルニチンが多く含まれる肉類をダイエットなどで摂取しなかったり、高齢になって脂っこいものを中心に食事の量が減るとカルニチンが減少し、上記のような欠乏症の症状が起こるとされています。

また、カルニチンの貯蔵部位は筋肉なので、小児の場合、筋肉が少ないためカルニチン欠乏症を発症しやすい傾向にあるそうです。

それから、カルニチンの極端な摂取不足以外にも、肝硬変などの肝疾患やケトン症などの症状、透析やデパケンのような精神安定薬が原因になってカルニチン欠乏症に陥ることがあります。

そして、カルニチンが欠乏すると筋肉の代謝に異常が起こるため、運動の有無や筋肉疲労に関わらない筋肉痛や、てんかん、発達遅延、呼吸異常が起きてしまい、最悪の場合、筋肉が壊死し心筋症や心機能低下、および突然死に至ることもあるそうです。

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カルニチン欠乏症の診断方法は?治療法も

カルニチン欠乏症の症状が現れている場合は、カルニチンの血中濃度を血液検査で調べた上で、臨床症状も医師によって確認されます。

そして、カルニチン欠乏症、またはカルニチン欠乏症を発症する可能性が高いと診断された場合は、エルカルチンというカルニチン製剤を投与する補充療法を行います。

それから、緊急性を要する場合は、静脈注射を行う必要があるそうですが、症状が安定してきたら低容量や経口剤に切り替えるかどうかを選択できるとされています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、カルニチン欠乏症の症状や原因、また、検査と治療や透析の影響などについて詳しくお伝えしました。

カルニチンは人間が生きて行く上で欠かせないアミノ酸の一種ですが、高齢になると自然に減少し、小児の場合も筋肉が少ないためカルニチンが欠乏しやすく、透析やデパケン、肝硬変やケトン症など後天的な原因でもカルニチン欠乏症を起こしやすいのでしたね。

そして、カルニチンが欠乏すると筋肉の代謝に異常が起こるため、筋肉痛やてんかん、発達遅延、呼吸異常が起き、最悪の場合、筋肉が壊死し心筋症や心機能低下、および突然死に至ることもあるので、症状が疑われるなら血液検査を行い、エルカルチンなどのカルニチン製剤や注射で治療を行うとのことでした。

このように、カルニチンが欠乏すると命に危険が及ぶことがあるので、次の通りサプリでの摂取方法やポイントをチェックして、予防するようにしましょう!
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「Lカルニチンの飲み方や効果と副作用!摂取量や飲むタイミング等」についての記事はコチラ!

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