ビタミンB12欠乏症の原因と症状や認知症との関係!治療の仕方も

頻繁に貧血が起こり、生活に支障をきたしてしまって困っている女性は結構多いのですが、それはもしかしたらビタミンB12欠乏症にかかっているのかもしれません。

なので、ビタミンB12欠乏症とは何か、胃切除や食事などの原因、貧血・神経障害など症状の現れ方や舌などの状態、認知症との関係について知りたいのではないでしょうか。

それから、ビタミンB12欠乏症が疑われる場合、病院での血液検査などの検査方法や、治療の仕方も気になりますよね。

そこで今回は、ビタミンB12欠乏症の原因と症状や認知症との関係、また、治療の仕方などについても詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

ビタミンB12欠乏症の原因と症状は?認知症との関係も

ビタミンB12は赤血球の形成やDNAの合成に必要な栄養素ですが、体内に留まりにくいという特徴があり、欠乏すると次のような症状が現れます。

・ 貧血

・ 末端神経障害

・ 脊髄障害

・ 認知障害

そして、軽度の場合には貧血によって皮膚が蒼白になったり、体の倦怠感や脱力感などが現れる程度だそうですが、重度になると呼吸困難やめまいなどを引きおこすこともあるので、注意が必要です。

それから、筋力低下による歩行困難やうつ症状、過敏症、意識障害を起こすこともあるそうです。

 ビタミンB12欠乏症の時の舌の状態は?

ビタミンB12欠乏症にかかるとハンター舌炎といって、舌表面の糸状乳頭が萎縮して平滑になり、発赤したり食べ物を食べるとしみたり、舌の乾燥、舌が痛いといった症状が現れるそうです。

そして、この状態になると立ちくらみやめまい、頭痛なども合わせて発症する場合が多いですし、舌の痛みや灼熱感が生じるので比較的自覚症状として気づきやすいです。

 ビタミンB12が欠乏する原因は?認知症との関係も

ビタミンB12はレバーなどの肉類や貝類などに多く含まれる水溶性ビタミンで、普通に食事をしていればまず欠乏症になることはないのですが、ベジタリアンの方や、高齢者で食べる量が減っている方などは欠乏する可能性があります。

それから、ビタミンB12は前述の通り赤血球の形成を担っているビタミンなので、欠乏すると貧血が起こるのは当然ですが、DNAの合成というのは記憶力や考える力に関わるため、これが抑制されると認知症が起こると考えられているのだそうです。

また、胃の病気で胃切除を行った方は、術後3年でビタミンB12欠乏症になる可能性が69.1%と非常に高く、これはビタミンB12の吸収には胃で分泌される内因子というタンパク質が必須になるからです。

そのため、胃切除を行った場合、術後はビタミンB12欠乏症の発症をモニターしながら、サプリや薬などでビタミンB12を投与し、減りすぎないように気をつける必要があります。

このように、ビタミンB12そのものの摂取量が減るか、何らかの問題で胃から内因子が生み出されない場合にビタミンB12の吸収ができなくなって、ビタミンB12欠乏症が起きるのだそうです。

スポンサーリンク

ビタミンB12欠乏症の検査や治療の仕方は?

ビタミンB12欠乏症が疑われる場合は病院で血液検査を行い、ビタミンB12の血中濃度を計り、明らかな偏食によってビタミンB12の摂取量が不足していることが分かっている場合や高齢者の吸収不良などが考えられる場合は、この時点で検査が終わります。

一方、若い人で原因が明確でない場合は、他の血液検査や内視鏡検査、シリング検査(口から入ったビタミンB12が尿でどのくらいでているかを検査することで、体内での吸収が正常に行われているかをチェックする)などを行うそうです。

その上で、ビタミンB12欠乏症と診断された場合は、治療としてビタミンB12の補充をサプリメントなどの投与を通じて行い、欠乏の状況を徐々に改善させます。

また、神経障害を発症している場合は、筋肉注射を行ってビタミンB12を注入し、投与は症状が回復するまで行われ、徐々に改善へと向かうとされています。

スポンサーリンク

葉酸欠乏症にも注意!

ビタミンB12と同様に欠乏が心配されるのが葉酸で、葉酸もDNAの合成に必要な栄養素であり赤血球の形成にも関与しているので、葉酸欠乏症にかかるとビタミンB12と似たような症状が現れます。

そして、妊娠期に葉酸が欠乏すると胎児の脊髄や脳の先天性異常のリスクが高まるため、厚生労働省でも女性に対して葉酸の積極的な摂取を推奨していますよね。

それから、葉酸は赤血球を作りだし、ビタミンB12がその葉酸の働きをサポートしたりと、二つの栄養素はお互いに補いあって働いているので、どちらかが充足していてもどちらが不足すると結局赤血球が減少してしまって貧血になりやすくなります。

そのため、葉酸とビタミンB12は両方ともバランス良く意識して摂取するようにしましょう。

 まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ビタミンB12欠乏症の原因と症状や認知症との関係、また、治療の仕方などについても詳しくお伝えしました。

ビタミンB12欠乏症は、ビタミンB12の摂取量が減少したり、胃切除などで胃の内因子が生み出されないと体への吸収量が欠如して起こり、赤血球の不足による貧血や、DNAの合成への障害により認知症などの神経障害が起き、ハンター舌というしびれなどの症状が現れるのでした。

そのため、ビタミンB12欠乏症が疑われる場合には病院で血液検査を行い、若い方など原因が特的できない場合は内視鏡やシリング検査も行って診断し、ビタミンB12をサプリや筋肉注射で投与して改善を試みるとのことでした。

また、こうしたビタミンB12は葉酸と補い合って赤血球を作り出し、DNAの合成を行っているので、どちらもバランス良く意識して摂取することが大切とのことでしたね。

さらに、ビタミンB12が持つ効果や過剰摂取の危険性については次の記事をチェックしましょう!
↓ ↓ ↓
「ビタミンB12の効果と副作用や摂取量!過剰摂取や不足の危険性も」についての記事はコチラ!

スポンサーリンク

このページの先頭へ