眼精疲労の症状のチェック方法と治し方!眠気や治らない原因は?
デスクワークでのパソコンの長時間使用やスマホ利用などによって、現代人の眼は普段から非常に酷使されているので、とにかくいつも眼が疲れているという方は多いと思います。
なので、眼精疲労の症状のチェック方法で視力低下や痛み、眠気やなかなか治らない時の原因、はげとの関係性や片目だけの症状について知りたいのではないでしょうか。
それから、眼精疲労の治し方でサプリやマッサージ、アイマスクやビタミン剤、病院で処方される目薬や市販薬、漢方などについても気になりますよね。
そこで今回は、眼精疲労の症状のチェック方法と治し方、また、眠気や治らない原因などについても詳しくお伝えしていきます。
目次
眼精疲労の症状をチェック!眠気や治らないのはなぜ?
眼精疲労というのは一般的に言う疲れ目のことで、細かいものが見えにくい、目がかすむなどと感じることがありますよね。
その原因には、次のようなものを感じられます。
・ 目に異常がある
・ 体の状態が悪い
・ 精神的な要因がある
・ めがねやコンタクトレンズが合わない
・ 目を酷使している
・ 睡眠不足の蓄積や食事をおろそかにしているなど、生活習慣が乱れている
そこで、眼精疲労度をチェックしてみましょう。
初期症状のチェックリスト
・ 目がカサカサした感じに乾いている
・ 目薬を愛用している
・ まぶたを押すと痛い
・ 目の奥に痛みを感じる
・ 目が充血することがある
・ 近くを見ていて、急に遠くを見るとぼやける
・ 物がちらちらして見えることもある
・ 目をあけている時つらい
・ 新聞などの小さい文字が見えづらい
・ 涙が良く出る
中程度の症状のチェック
・ 目に鈍い痛みを感じる
・ 眼鏡やコンタクトレンズの度数を何年も合わせていない
・ よく頭痛を感じる
・ まぶたがけいれんすることがある
・ 意識的にまばたきをしたくなる
・ 夜眠れない
・ 外出するとまぶしく感じる
・ テレビを見ていると目が痛くなる
・ イライラして集中力が低下することがある
・ 目の周りが熱く感じる
重症の場合のチェックリスト
・ 目を使いすぎると吐き気が現れる
・ よくめまいがする
・ 目が疲れて首や肩がこっている
・ 全身がだるくて疲れている
・ 1日にパソコンを5時間以上使う
以上の症状をそれぞれ「はい/時々/いいえ」で答えて、はいが多いほど症状のレベルが重いということになります。
眠気が治らない時は注意!
パソコンを長時間使う人などは、眠気が生じると「体が目を休ませようとしているのかな?」などと軽く考えがちですが、実は眼精疲労によるもので、慢性的な症状になると自律神経にも影響が及び、これによって夜しっかり眠っていてもいつまでも眠いという状態に陥ってしまい、仮眠をとってもすぐに眠気が襲ってきてしまうので根本的な解決になりません。
そして、眼精疲労が慢性化すると体は目の疲労を回復させることを優先し、ビタミンB群やL-システインといった栄養素を大量に消費するのですが、これによって髪に供給される栄養分が不足すると、はげなどの原因になることもあります。
それから、パソコンやスマホなどを長時間使うと、気づかぬうちに片目だけ目の奥が痛いという症状も起きるのですが、これによってピントが合わなくなると、もう片方の目にだけ負担がかかり視力のバランスがどんどん悪くなる恐れもあります。
こうしたことから、眼精疲労は放っておかずに、次の項目で紹介する疲れ目の解消法を試して、普段から細やかなケアをすることが重要になるのです。
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眼精疲労の治し方は?
眼精疲労が蓄積すると視力が低下したり、イライラして集中力が低下するだけでなく、子供の場合には学力の低下にもつながるので非常に危険です。
そのため、改善するにはパソコンから離れるのが一番手っ取り早いのですが、仕事上そういうわけにもいかない場合は、放っておかずにこまめにケアをし、少しずつ治すようにしましょう。
ホームケアのオススメは?
1、 漢方の温罨法と冷罨法を活用する
眼精疲労から来る頭痛や肩こりがひどい場合やドライアイになっている時には、温罨法(おんあんぽう)といって、目とその周りを蒸しタオルなどで温めることで血管を広げ、血液の循環を良くして筋肉をほぐしリラックスした状態にするのがオススメです。
一方、目が炎症を起こしていたり充血をしていたり、急性の痛みを感じている場合は、目と目の周りを冷やしタオルなどで冷やす冷罨法(れいあんぽう)がオススメで、血管と筋肉を収縮させる効果があり症状が改善されます。
ですが、この方法は目の症状によっては間違った判断をしてしまうことがあるので、迷う場合は医師に相談してからにすると安全です。
それから、活用できるグッズとしてドラッグストアなどに冷やすタイプ、温めるタイプそれぞれのアイマスクが販売されていて、旅行先などでも気軽に使えるので、ぜひ試してみてくださいね。
2、 ブルーベリーを食べる
ブルーベリーが目の疲れに効くということを、一時期流行したので知っている方も多いですよね。
そして、視細胞の中には赤いタンパク質とも呼ばれるロドプシンという物質があり、これが網膜の中で吸収された光を電気信号に変え、視神経を通じて脳へ刺激を伝えることで物が見えるという仕組みです。
しかし、ロドプシンの働きが低下してくると、物が見えづらくなったり視界が曇り、物がチラチラして見えるといった症状がでてきてしまいます。
そこで、ブルーベリーは「アントシアニン」といって、このロドプシンの再合成を促し、目の機能を向上させる効果のある成分を豊富に含んでいることから、眼精疲労の改善効果が期待できるのですね。
でも、日本ではまだ研究中の段階で科学的根拠は確立していないそうですが、ブルーベリーは抗酸化力も注目されていてアンチエイジング効果もあるので、気休め程度に食べるのも良いのではないでしょうか。
ちなみに、アントシアニンは熱や保存に向いていないため、サプリメントで摂取した方が効率的だそうです。
3、 サプリメントを取り入れる
アントシアニンのサプリメントをオススメしましたが、それ以外にも眼精疲労に効果のあるサプリメントは次の通り色々あり、コンビニなどでも販売されています。
・ ルテイン
ほうれん草やブロッコリーなどの緑色野菜に多く含まれるカロテノイドという天然色素の一種で、私たちの目の中にある水晶体と網膜の一部である黄斑に存在し、普段から紫外線と酸化ダメージから目を守る働きをしています。
そして、液晶テレビやパソコン、携帯電話の画面から出るブルーライトを吸収する性質もあるので、仕事柄パソコンを酷使する方などに向いています。
・ アイブライト
古くから目の健康のために使われてきたハーブの一種で、抗炎症作用や結膜炎予防への効果と、毛細血管を強化し血流を改善する作用もあります。
・ アスタキサンチン
ルテインと同じくカロテノイドという天然色素の一種で、紫外線で発生する有害物質を取り除く抗酸化作用があります。
・ クロセチン
クチナシの果実やサフランに含まれる黄色い天然色素で抗酸化力に優れ、漢方の生薬としても重宝されていて、老廃物を押し流し目の血流を改善させ、体内への吸収率も良いなどの具体的な効果を期待できるそうです。
4、 マッサージやストレッチ
目の疲れを蓄積しないように、気づいた時に次のようにツボを意識しながらマッサージをすると良いでしょう。
・ 目の周辺のマッサージ
こめかみには頭痛や目の充血に効果的なツボがあるので、1日数回、3~5秒程度で良いので軽くもみほぐしてください。
そして、目頭には目の疲れに効果的なツボがあるので、ここも合わせて2~3秒程度優しく刺激するのがオススメです。
それから、下瞼の中心の骨の上にはめまいに効果的なツボがあるので、軽く押すと良いのですが、目の周りは非常にデリケートなので、必要以上に力を入れすぎないようにしましょう。
・ 眼球ストレッチ
目をギュッと閉じた状態からぱっと開いて視線を上下左右に4~5秒間隔で動かす眼球体操を、15分1セットとし、1日に何セットか行うと、目の周りの滞った血流を改善させ、柔軟にする効果があります。
または、3mくらい先の遠くの目標を見てから目から30cmの近距離のあたりを見る動作を20回ほど繰り返すと、目の周りの筋肉がほぐれて目の疲れの改善に効果的です。
・ 目の周辺以外のマッサージ
うなじの髪の生え際あたりの、首の外側の凹んだ部分にある「風池(ふうち)」というツボを両親指の腹で当てて他の4本の指は頭を支えるようにし、強めに10秒ずつ、10回程度押し上げるようにしましょう。
さらに首と肩先の中央らへんには「肩井(けんせい)」というツボを長く強めに刺激しながら肩全体をマッサージするのも効果的です。
5、 市販のビタミン剤を飲む
「つらい目の疲れに」といううたい文句のビタミン剤がいくつか販売されていますが、次のように色々な種類があるので、ドラッグストアで買ってみて相性が良いものを使ってみてください。
・ アリナミンEXプラス270錠…8,618円
ビタミンB1誘導体、フルスルチアミン、ビタミンB6、ビタミンB12を配合し、目の疲れや肩こり、腰痛などにすぐれた効果を現すとされています。
・ キューピーコーワiプラス…5,940円
ビタミンB1を始め、へプロニカートやL-アスパラギン酸マグネシウムなどの成分を同時配合しているため、血流の改善とエネルギー代謝を良くし、目の奥の疲れや肩こりを改善してくれるそうです。
・ ユンケル1・6・12EX150錠…5,122円
ビタミンB1誘導体、ビタミンB6、ビタミンB12を配合し、神経や筋肉の機能維持に優れた効果を現すそうです。
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病院での治療は?
眼精疲労があまりにひどい場合は病院での治療も可能なので、重症化する前に早めに受診するのもオススメです。
そして、病院を眼精疲労で受診すると、まずは次のような検査を行います。
・ 視力検査
・ 視野検査
・ 眼底検査
・ 眼圧検査
・ 眼のむきや眼球運動の検査
・ 前眼部の異常調査
・ ドライアイ検査
・ 調節検査
それから、前述で紹介したような眼精疲労の症状チェックを行うのですが、眼精疲労の専門外来では、次のような治療法を行ってくれます。
・ 眼鏡やコンタクトレンズの度数の調整
・ ビタミンB12剤、調節賦活(ふかつ)剤などの目薬
・ 点眼薬によるドライアイ治療
・ D5000(装置で立体風景を5分間ほど見て目の筋肉をほぐす作用)
このように、原因や症状に応じて治療を行うほか、ホームケアで紹介した温罨法と冷罨法をやってくれるところもあります。
眼精疲労に効果のあるサプリならビジョンサポートもオススメ!
視力低下や集中力低下、はげの原因にもなる眼精疲労について、改善方法を色々と紹介してきましたが、手軽に取り入れられて毎日続けられるサプリメントはどれにしたら良いか迷っているのではないでしょうか。
そこでオススメなのが、「ビジョンサポート」という評判の良いサプリメントで、ルテインやビタミンなど、前述で紹介した目の健康に不可欠な成分を色々と複合的に含んでいます。
しかし、Amazonや楽天などの大手通販サイトでは取り扱いがないため、個人輸入代行サイトで購入するのがオススメです。
ただ、初めてインターネットの個人輸入代行サイトを使う場合は、本当に安全なのか心配になってしまう方も多いですよね。
でも、口コミ先で紹介するサイトであれば最大手という安心感と、創業20年の実績があるので安心して使ってもらうことができますよ。
それから、気になるお値段ですが、「ビジョンサポート」が60錠入って1本あたり1,989円で、2本だと3,931円になるそうです。
というわけで、眼精疲労改善に効果のあるサプリを購入するなら「ビジョンサポート」がオススメなので、気になる方はぜひこの機会に口コミを見てみて下さいね!
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