梅毒の治療法と治療費と期間や完治の見込み!治療中の性行為は?

梅毒は昔は死に至る可能性もある性感染症の一つでしたが、現在では早期の治療を行うことで完治が可能な病気となっています。

なので、梅毒の治療方法で病院で処方されるサワシリンやペニシリンなどの治療薬について、治療期間や治療費、治療後の治療の効果判定の仕方、副作用など薬の適応について知りたいのではないでしょうか。

それから、梅毒の治療中や治療後の性行為に関する注意点も気になりますよね。

そこで今回は、梅毒の治療法と治療費や期間と完治の見込み、また治療中や治療後の性行為について詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

梅毒の治療法は?治療費や治療期間と副作用も

梅毒は、主に性行為を通じてトレポネーマ菌が感染することで引き起こされる感染症で、以前は色々な臓器に腫瘍ができて壊死したり、最終的には死に至る怖い病気とされてきました。

しかし、1929年に抗生物質であるペニシリンが発見され、治療方法が確立されて梅毒は完治できる病気となりました。

そして、梅毒に感染しているかどうかを確認する場合は、原因となる細菌を検出する方法と、採血をして血清反応から判断する2通りがあり、それによって症状の進行具合を第1期~第4期までに分けます。

それから、病院での治療方法として多くの場合はペニシリン系抗生物質(アモキシシリン、アンピシリンなど)を服用する治療を開始し、1日500mgを3回服用するように処方されるそうです。

ただ、ペニシリンアレルギーを持つ方にはテトラサイクリン系の抗生物質(アポミノサイクリン)を、妊婦にはアセチルスピラマイシンを処方し、患者の状況に合わせて原因菌を殺菌する作用のある抗生物質で治療を行います。

治療期間は?

感染後の進行期によって、第1期では2~4週間、第2期では4~8週間治療を行います。

そして、現在では治療による改善で見られなくなった第3期以降では8~12週間服用し、症状なしで感染時期が不明な場合でも8~12週間服用するようです。

副作用は?

治療のメインとなるペニシリン系抗生物質の副作用では、抗菌作用によって腸内環境のバランスが乱れるので下痢になったり、小さな子供が使用する場合には軟便がよく現れるそうです。

それから、Jarisch-herxheimer(ヤーリッシュ・ヘルクスマイヤー)現象と呼ばれる下記のような症状が起こります。

・39度前後の発熱

・全身の倦怠感

・悪寒

・頭痛

・筋肉痛

・発疹の一時的な増加

しかしこれらは副作用ではなく、体内に侵入しているトレポネーマ菌が破壊されることによって引き起こる現象です。

そして万一、ひどいじんましんを起こしたり息苦しくなった場合には、アナフィラキシーショックの可能性もあるので、体調の変化に異常を感じたらすぐに服用を中止して医師に相談するようにしましょう。

治療費は?

梅毒の薬代は1週間で5,000円ほどのもので、治療期間によって治療費は異なりますが、明らかな症状が現れていないと保険がきかないので、万一無症状の場合は全額自己負担になり治療費が高額になります。

スポンサーリンク

治療の効果の判定の仕方は?

梅毒は、前述の通り症状の進行具合に合わせて治療期間を設けて抗生剤を服用しても、梅毒の抗体は体内に残り、抗体検査を行うと陽性判定が出てしまいます。

なので、抗体検査だけでは治療の効果が分からないので、STS法によるリン脂質抗体というものを定量検査し、1回だけではなく定期的な検査を何度か繰り返すそうです。

これによって、リン脂質抗体の定量値が8倍以下に低下したら「完治」とし、治療後半年以上経っても16倍以上のままであれば「治癒していない」もしくは「再感染」という判断になり治療を再開することになります。

梅毒の治療中や治療後の性行為に関する注意点は?

第1期と第2期は特に感染力が強いため、パートナーなど他の人に感染を広げないためにも性行為は避けることが基本で、通常のセックスだけではなくアナルセックスやオーラルセックスも含めて全ての性行為をやめなければなりません。

それから、治療後に関しては、前述の通り治癒の判定が現れれば性行為を行っても良いですが、パートナーにも感染している可能性があるので、相手の治癒も待ってから性行為を再開しないと、再感染してしまうので注意しましょう。

スポンサーリンク

梅毒が完治する確率は?

梅毒の症状の進行で、第2期までは通常であれば2年ほどかけて進行するとされていて、この間に適切な量の抗生物質を服用すれば確実に完治することが分かっていますが、第2期まで治療を行わずにいると1/4の確率で第3期へと進行し、治癒する確率が下がってきます。

さらに、第2期までであってもHIVと重複感染してしまうことが多く、重複感染の場合は自覚症状が現れにくくなり、気づかぬうちに通常より速いスピードで進行してしまうそうなので、少しでも可能性がある場合は早めに検査を行って、治療に取りかかるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、梅毒の治療法と治療費や期間と完治の見込み、また、治療中や治療後の性行為について詳しくお伝えしました。

梅毒はペニシリン系の抗生物質の服用か、ペニシリンアレルギーの場合はテトラサイクリン系の抗生物質を、妊婦にはアセチルスピラマイシンを処方し、症状の進行期に合わせて適切な量を指定された期間の間服用し、薬代は1週間で5,000円で、治療費は服用する期間によって異なるのでした。

それから、副作用としては下痢が現れ、殺菌反応で高熱や発疹なども起こることがあるので重度の場合は薬を替えながら治療し、治療後はSTS法によるリン脂質抗体を定期的に検査し8倍以下に低下したら完治と判定されるので、それまでは性行為を控えるべきとのことでしたね。

梅毒は第2期までに治療をすれば完治は難しくない病気ですが、HIVと重複感染すると発見が遅れることもあるので、心配な方は次の記事もチェックして早めに検査を行いましょう!
↓ ↓ ↓
「梅毒の検査はいつから?方法と時期と期間!費用と自宅用キットも」についての記事はコチラ!

スポンサーリンク

このページの先頭へ