クラミジアの治療方法や治療費と期間!治療中の性行為は大丈夫?
クラミジアは日本国内での性感染症の中で最も症例が多く、非常に身近な病気で放っておくと不妊などに繋がる恐れもありますが、治療を行えば完治させることができます。
なので、クラミジアの治療方法でジスロマックなどの治療薬や治療期間、治療費、男性と女性の治療の違い、自然治癒は可能かといったことが知りたいのではないでしょうか。
それから、クラミジアの治療中の性行為やゴムの使用、キスは問題ないかといったことも気になりますよね。
そこで今回は、クラミジアの治療方法や治療費と期間、また、治療中の性行為は大丈夫なのかといったことなどについても詳しくお伝えしていきます。
目次
クラミジアの治療方法について!
クラミジアは誰もがかかる可能性のある身近な性感染症ですが、男性は5割、女性は8割の方が無症状なので気づかぬうちに放置してしまい、体の奥まで菌が侵入してしまう恐れがあります。
そして、男女ともに不妊のリスクを高めることと無関係ではないので、初期の間に治療をすることが大切で、基本的に自然治癒はないとされていますが、治療をしっかりと行えば完治させることはできるので、次の通り治療方法をチェックして心配な方は早めに行うようにしましょう。
クラミジアの治療方法や治療期間は?薬も
クラミジアの感染が確認されたら男女ともに抗生物質を服用し、その種類としてはマクロライド系薬、もしくはキノロン薬で抗菌力もある薬か、テトラサイクリン系の薬を使用し、アジスロマイシン、クラリスロマイシンは妊娠中も服用ができる安全な薬です。
それから、服用期間は薬によって異なり、1日~1週間服用するのですが、症状の重度によっては数ヶ月かけて薬を服用することになります。
また、症状が治まったとしても、指定された日数の間は内服は止めないようにしないと、菌が体の中に残ってしまい不完全な治療になってしまいます。
ジスロマックは1回の服用でOK
妊婦でも服用することができるアジスロマイシンと同成分を使用している「ジスロマック」などの抗生剤は、500mgを2錠、1回服用するだけで良いとされているので、飲み忘れがなく安心ですよね。
そして、胃腸が弱く下痢が心配な方は、ジスロマック500mgを1錠、1日1回服用し、3日間服用を続けることとされています。
クラミジアの治療費は?
クラミジアの治療費は、目安として保険適応の場合の金額で1回2,000円程度だそうです。
そして、薬の服用が済んだらその後3週間ほどおいて、再度病院でクラミジア検査を受診することになるので、完治までの期間で考えるとトータルで6,000円~10,000円の費用がかかります。
こう見ると決して安くはないのですが、クラミジアは放っておくと重篤な症状を招きかねない性感染症なので、気になっている方は早めに検査を行いましょう。
クラミジアの治療中の性行為はOK?
クラミジアは性交渉を行うことでかなり高い確率で移ってしまう感染症のため、治療が終わり完治したことが分かるまではNGで、さらにクラミジアは咽頭にも感染するので、ディープキスをするとクラミジアが感染する可能性があるので注意しましょう。
なので、クラミジアの治療中はキスをするなら軽いキスまでにしておき、どうしても性行為を行いたい場合は、性交渉の始めから最後までコンドームを装着するようにしましょう。
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クラミジアはパートナーも一緒に検査・治療を行おう!
パートナーがいる場合、片方が治療をしても片方が感染したままでは、治療完治後にも移されてしまったり、移したりを繰り返すことになるので、クラミジア感染を検査・治療する場合はパートナーと一緒に受診し、治療を行うようにしましょう。
そして、クラミジアは感染していても無症状の割合が非常に多く、感染者のうち男性は5割、女性は8割が自覚症状が全く現れないので気づかないまま感染し続けることの多い性感染症です。
それから、放っておくと子宮外妊娠や不妊の原因になったり、無事に妊娠したとしても出産時に胎児へ影響を及ぼす可能性もあるので、十分に注意が必要な病気です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、クラミジアの治療方法や治療費と期間、また、治療中の性行為は大丈夫なのかといったことなどについて詳しくお伝えしました。
クラミジアの治療方法では抗生物質の内服が基本で、薬によって1日~1週間ほどかけて服用するだけで良く、ジスロマックは妊婦でも服用できる成分で基本的には1回のみの服用でOKのため、治療費はトータルで1万円ほどなのでしたね。
そして、治療中に性行為をするなら最初から最後までコンドームを装着し、キスに関してもディープキスは避けないと咽頭感染をするとの注意点がありました。
それから、こうしたクラミジアの検査や治療は、パートナーがいる場合片方だけが行っても、片方が感染していれば感染を繰り返すことになるので、一緒に治療を行うようにし将来的に重篤な病気にならないようにしましょう。
というわけで、気になる方は次の記事でクラミジアの検査方法もチェックしてくださいね!
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「クラミジア検査はいつから?方法や時間とキット等の費用!痛い?」についての記事はコチラ!
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