ピロリ菌の感染経路(大人と子供)や感染源と症状!キスで移る?

胃炎や潰瘍だけでなく、胃癌の原因とも指摘されているピロリ菌ですが、どのように感染するのか知らない方が多いのではないでしょうか。

なので、ピロリ菌の感染経路で大人と子供の場合など年代や年齢別、感染経路としてキスもあるのか、感染の原因となる感染源や感染率について知りたいですよね。

それから、ピロリ菌に感染すると現れる胃炎や口臭などの症状や、再感染することはあるのかといったことも気になるのではないでしょうか。

そこで今回は、ピロリ菌の感染経路(大人と子供)や感染源と症状、キスで移るのかといったことについて詳しくお伝えしていきます。

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ピロリ菌の感染経路は?症状も

ピロリ菌とは、胃の粘膜に棲みつく細菌のことで、正式名をヘリコバクター・ピロリと言い、ピロリ菌は子供の頃に感染し、一度感染すると除菌しない限り胃の中に棲み続け、炎症が続くのですが、この時点では症状が現れない方がほとんどだそうです。

ピロリ菌の感染原因は?感染経路も

ピロリ菌は汚染された水や食べ物、唾液から感染するので、世界的に見ると開発途上国に多く先進国には少ないとされていて、こうしたことから見ても、上下水道の整備がどれくらい進んでいるかということとピロリ菌の感染に強い相関関係があることが分かります。

そして、日本は先進国の中でもピロリ菌の感染率が70%と高く、年齢別に見ると分かりやすいのですが、50代以上の高齢者が全体の7~8割で若い方は2~3割と少なく、50代以上の方は幼児期の水や食べ物、糞口で感染し、その大人から子供に対して、食べ物の口移しなどの感染経路で移ることが多いとされています。

一方で、ピロリ菌が経口感染するのであれば、大人から大人、大人から子供へのキスでも移るのではと思ってしまいますが、実際にはキスからのピロリ菌感染はそれほど多くないのだそうです。

また、大人から感染した幼児が保育園など施設内で感染源となったり、消毒の不十分な医療行為が原因でピロリ菌が感染する危険性もあるそうです。

ピロリ菌感染後の症状は?再感染率も

ピロリ菌がいるだけなら症状が出ることはなく、ピロリ菌が原因で潰瘍などの病気を発症した時のみはっきりとした自覚症状が現れるとされていて、これは保菌者の約3割程度なのだそうです。

そして現れる症状としては

・胃潰瘍であれば「胃がしくしく痛む」

・胃炎であれば「胃がもたれる感じがする」

などなので、こうした症状であればピロリ菌感染の可能性が疑えます。

ただ、こうした症状だけではただの不調かと思ってしまうので、実際には次のような事情でピロリ菌検査を行う方が多いようです。

・ 健康診断のバリウム検査で胃炎が見つかり、ピロリ菌の検査を勧められた

・ 胃カメラによる検査で、ピロリ菌感染の可能性を指摘された

・ 何となく胃腸が弱く、ピロリ菌のせいではと心配になった

・ 症状はないが健康診断で胃潰瘍とピロリ菌が発見された

・ 親戚に胃癌になった方がいるので、自分自身のピロリ菌保菌についても気になる

このように、具体的な症状がある場合だけではなくピロリ菌が有名になったことで、未病対策のためにピロリ菌検査をしたいと考える方も多いようですね。

そして、ピロリ菌検査を行い感染が確認されると、内服薬による1週間程度の治療を行い、80%の確率で除菌に成功するとされていて、除菌に成功した後の再感染率は日本国内では非常に低く、1~2%程度しかないそうなので安心ですね。

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ピロリ菌が引き起こす病気とは?

漠然と胃炎や胃潰瘍などの原因となる細菌といったイメージが強いピロリ菌ですが、実は重篤な病気の原因になることもあるので、次の通りどのような病気のリスクがあるのかチェックしておきましょう。

・ 胃潰瘍、十二指腸潰瘍

潰瘍患者のピロリ菌感染率はなんと90%以上ともされていますが、ピロリ菌除菌治療が広まる前は、潰瘍といえば一度かかると良くなっても再発を繰り返すのが当たり前の病気でした。

ですが、現在ではピロリ菌を除菌することで、潰瘍による傷がしっかりと回復するようになり再発率はかなり減少できるようになったそうです。

・ 胃癌

1994年にWHO(世界保健機関)が疫学的調査からピロリ菌を確実な発がん物質と認定し、胃癌の原因になる細菌として早期胃癌でピロリ菌が発見された患者には、除菌治療が推奨されているそうです。

そして、除菌によって発生率は1/3に抑制されたことも分かっているので、親戚や親兄弟に胃癌の患者がいる場合は、胃癌予防を兼ねてピロリ菌の有無を確認し、早めに除菌しておくと良いでしょう。

・ 萎縮性胃炎

萎縮性胃炎とは、粘膜層が非常に薄くなり胃炎と同様の症状を起こす病気ですが、この症状の原因もピロリ菌が関連しているとされています。

ただし、萎縮性胃炎以外のいわゆる慢性胃炎と呼ばれるものの原因には、ピロリ菌感染以外にも、加齢や塩分の摂りすぎ、アルコールやタバコ、野菜の摂取不足などの食生活の乱れも関連しているので、ピロリ菌を除菌したからといって油断はできません。

このように、ピロリ菌は様々な病気の発生リスクを高める細菌なので、気になる方は機会があれば検査を行い、除菌しておいた方が安全ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ピロリ菌の感染経路(大人と子供)や感染源と症状、キスで移るのかといったことについて詳しくお伝えしました。

ピロリ菌は胃の粘膜に棲み着く細菌で、一度感染すると除菌しない限り胃の中に棲み続けますが、潰瘍などの病気を発症しない限り胃痛や胃もたれといった症状は現れないのでしたね。

そして、汚染水や食べ物が原因で、キスでは移ることは少ないため、日本では上下水道の設備が整っていなかった頃に幼児期を過ごした50代以上の高齢者に感染者が多く、若い方は少ないのですが、感染している大人から子供への食べ物の口移しなどで移るのでしたね。

それから、ピロリ菌は潰瘍や胃炎以外にも胃癌の原因になることが分かっていますが、除菌治療を行えば再感染率は1~2%と非常に低いのでしたね。

というわけで、気になる方は検査や除菌の方法について次の記事でチェックして、早めに対処しましょう!
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「ピロリ菌の検査方法と数値や料金!キットや食事の注意点!何科?」についての記事はコチラ!

「ピロリ菌の除菌方法と期間や効果!薬の種類と費用や失敗の原因も」についての記事はコチラ!

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