アジソン病で犬の場合の寿命と食事の注意点!薬代を抑えるコツも
アジソン病とは、ストレスや手術などが原因で、体内の電解質が失われる病気だとされていて、人間だけでなく犬も罹患することがあります。
なので、アジソン病で犬の場合、震えなどの症状や罹患する確率、検査方法や食事の注意点、寿命はどれくらい持つのかといったことについて知りたいのではないでしょうか。
それから、アジソン病に犬がかかった場合、治療費はどれくらいかかるのか、薬代など費用を抑えるコツについても気になりますよね。
そこで今回は、アジソン病で犬の場合の寿命と食事の注意点や、薬代を抑えるコツについても詳しくお伝えしていきます。
目次
アジソン病で犬の場合の症状や原因は?検査方法や寿命についても
アジソン病は、別名を副腎皮質機能低下症とも呼ばれ、副腎皮質の働きが低下することで、コルチゾールを始めとする副腎皮質ホルモンの分泌が低下してしまう病気で、3ヶ月以降から中年までの犬が罹患する可能性があり、その罹患率は0.036%と言われています。
それから、副腎皮質ホルモンにはナトリウムやカリウムなど、体内の水分バランスの調整や、糖の調整、血圧の維持、ストレスから体を守る働きがあるので、アジソン病を発症すると代謝が落ちて、低血糖や低体温など、循環不全の症状が現れます。
そして、次のような症状が現れるので、自分のペットもそうかも?と思い当たる方はチェックしてみましょう。
・ 食欲不振
・ 嘔吐
・ 下痢
・ 痩せる
上記は慢性のアジソン病の症状ですが、急性の場合は元気がなくなり、失神を起こしたり突然けいれんを起こすこともあるそうなので注意が必要で、また低血糖症の症状として体温が低下し、突然倒れたり、体重の減少を起こしたりといった症状も現れるそうです。
こうしたアジソン病の原因としては、次の3つが考えられるそうです。
・ ストレス
・ 手術による副腎の摘出、出血、潰瘍などによって副腎からのホルモン分泌が減少した時
・ 副腎皮質ホルモンと同じ作用を持つステロイドの投与を急にやめた時
このように、つらい症状も多い犬のアジソン病は、完治は難しいとされていて、罹患が確認された場合は、生涯治療を続けなければならないのですが、きちんと治療を行っていれば、基本的には寿命を全うすることができるとされているそうです。
アジソン病の検査方法は?
アジソン病が疑われる場合は、血液検査とACTH(副腎皮質刺激ホルモン)刺激試験の両方を行って検査を行います。
1、 一般血液検査
血液検査を行うことで、体内の電解質に異常があるか確認したり、低血圧などで腎不全など他の病気を併発していないか確認します。
2、 ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)刺激試験
血液検査を行った上で、ACTH刺激試験を行うことでアジソン病の確定検査を行います。
そして、方法としては以下の通りとなります。
・ 採血を行い、pre(注射前)の血清とする。
・ 合成ACTHを犬には0.25mg/headの量を筋肉注射。
・ 1時間後に採血し、post(注射後)の血清とする。
・ 血清サンプルでコルチゾールの量を測定する。
この結果、血清中のコルチゾールの値が低ければ、副腎皮質ホルモンが正常に分泌されていないという判断になり、アジソン病と確定することになるそうです。
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アジソン病で犬の場合の治療方法は?治療費についても
急性アジソン病の場合は、即座に入院して治療を行い、輸液と同時に、デキサメタゾンという糖質コルチコイドの一種を静脈内に投与するそうです。
一方、慢性アジソン病の場合は、入院はせずに不足している副腎皮質ホルモンを補うため、副腎皮質ホルモンと似た作用のある薬を投与します。
そして、この薬には様々な種類があるので、犬に合ったものを選んで投与を行って、ナトリウムの摂取に注意をしながら環境を整えて、なるべく犬にストレスをかけない生活を送ることがポイントになります。
食事の注意点は?
犬のアジソン病では、血液中のカリウムが増えてしまいナトリウムが減少してしまうので、その点に注意しながら以下の食材を参考に毎日の食事を調整してあげましょう。
そして、投薬治療を行っている場合、犬のアジソン病の副作用は多いため、食事で改善することで少しでも投与する量を減らしてあげることができますよ。
1、 カリウムの少ない食品
・ お米
・ うどん
・ はちみつ
・ 牛肉
・ 豚肉
・ オリーブオイル
・ 胡麻油
・ 角砂糖
・ ブドウ糖
・ ナチュラルチーズ
2、 ナトリウムの多い食品
・ お米
・ うどん
・ 牛肉
・ 豚肉
これ以外にも、野菜はカリウムが多い傾向にあるので、あげないように留意するといったポイントがあります。
アジソン病に犬がかかったら!治療費を抑えるコツはコチラ!?
アジソン病に犬がかかると、不足したホルモンを補うために一生投薬をすることになりますし、犬の場合は保険適応外になるため薬価は1錠300円~700円と高く、年間で200,000円~500,000円ほどの治療費になってしまいます。
なので、初期は動物病院で獣医師に診断してもらい、処方してもらった薬を服用させると良いのですが、薬が慣れてきたらその薬のジェネリックを購入することで、治療薬代は多少抑えることができます。
そこでオススメなのが、アジソン病の治療薬「フロリネフ」を個人輸入代行を利用して購入する方法です。
(関連記事:フロリネフ錠の犬への効果と副作用!薬価や個人輸入のオススメも)
とはいえ、初めて個人輸入代行サイトを使う場合は、本当に安全に購入できるのか不安になってしまいますよね。
でも、口コミ先で紹介するサイトであれば最大手という安心感と、創業20年の実績があるので安心して使ってもらうことができますよ。
それから、フロリネフの気になるお値段ですが、1本100錠入って4,473円なので、病院で処方されるよりは安いですよね。
ちなみに、フロネリフのジェネリック(フロリコット)の取り扱いもありますので、好きな方を選ぶと良いと思います。
ただし、個人で購入し投与を考えている場合は、必ず事前にかかりつけの獣医師に相談してからにしましょう。
というわけで、フロリネフの購入なら個人輸入代行サイトがオススメなので、ペットケアのためなどで使いたい場合は、サイトで口コミを見てみてくださいね。
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