ザイザル錠の飲み方と花粉症への効果や眠いなどの副作用!市販は?
ザイザルとは、レボセチリジン塩酸塩を主成分とし、花粉症などに処方される抗ヒスタミン薬で、ジルテックを改良して作られた薬なのですが、ステロイド非配合薬とされています。
そして、ザイザル錠の目のかゆみや鼻づまりなどへの効能や、効果の強さや即効性、効かない場合、ザイザル5mgなどの用量や用法、飲む時間帯や使用期限、飲み忘れた場合の対処法などを知りたいですよね。
それから、ザイザルの眠気や太る、だるい、便秘、頭痛、下痢といった副作用や、アレグラなどとの違い、ロキソニンなどの飲み合わせや、アレロックとの併用、妊娠中や授乳中、生理中、アルコールに関する服用の注意点についても気になるのではないでしょうか。
また、ザイザルの市販薬はあるのか、ジェネリックを購入したい場合、薬局や個人輸入などの通販のオススメも知りたいですよね。
そこで今回は、ザイザル錠の飲み方と花粉症への効果と眠いなどの副作用、また、市販についてなども詳しくお伝えしていきます。
目次
ザイザル錠とは?効果や作用など!いつ飲めばいい?
ザイザルは、数ある花粉症に使われる薬の中でも比較的新しく、花粉症に対する効果は強いものの、眠気の副作用は出にくく、改良がよくされているという特徴があります。
そして、一般的に、ザイザルの効果が出始める時間は飲んでから約1時間後と言われていて、とある調査でもザイザルの成分によって1時間後には蕁麻疹や皮膚の赤みの抑制効果が見られたと報告されているそうなので、即効性は高い方です。
それから、ザイザルの薬の説明書にも、薬の血中濃度は約1時間後に最も高くなり、さらに7時間後には半減期を迎えます。
そのため、例えば就寝が午後11時であれば、その1~2時間前にザイザルを服用し、7時間寝ると、朝起きる頃にはザイザルによる眠気の作用が訪れる時間は過ぎているため、日中に眠気がこないか心配することもなくなります。
同時に、朝の花粉(モーニングアタック)に備えることもできて、一石二鳥だそうです。
このことから、ザイザルは夜の就寝前の時間帯に服用すると良いそうです。
それから、ザイザルの効果や効能は幅広く、花粉症による目のかゆみや鼻づまりなどを改善するだけではなく、蕁麻疹や皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症の治療にも用いられるそうです。
また、ザイザルは気管支喘息やアトピー咳の治療にも処方されることがあるそうです。
抗ヒスタミン薬は様々なものがあり、それぞれ薬の効き目の強さや眠気の作用レベルに違いがありますが、ザイザルはその中でも効果が強く、眠気は従来より抑えられているものの、ないわけではありません。
そして、上の画像を見ると分かる通り、アレジオンやアレグラ、タリオンはザイザルよりも効果や眠気の作用が弱いとされているので、ザイザルが体に合わないと思った場合に替える方がいるようですね。
ザイザル錠の飲み方は?用量や用法など
ザイザル錠は、成人には1日1回5mgを就寝前に経口投与するとされていますが、年齢や症状によっては10mg以下を守って増減しても良いそうです。
そして、小児の場合は1回2.5mgを1日2回、朝食と就寝前に分けて経口投与することで、小児は副作用を軽減させることができるそうです。
それから、飲み忘れた場合や、薬の効果が一時的に切れたように感じる時間帯があったとしても、基本的には上記の通りに飲むようにし、忘れた分を含めて2回以上の分を1回に飲んだりしてはいけません。
また、ザイザル錠の使用期限は製造から3年ほどと言われているので、分からないようであれば薬剤師などに相談するようにしましょう。
アレロックとの併用はしてもいいの?
抗ヒスタミン薬はその構造から、次の3つに分類されています。
・ 三環系…ザジテン、アゼプチン、アレジオン、クラリチン、アレロック
・ ピペリジン系…エバステル、アレグラ、タリオン
・ ピペラジン系…セルテクト、ジルテック、ザイザル
そして、抗ヒスタミン薬の効果が低い場合には、三環系とピペラジン系から1剤ずつ取って併用すると良いので、ザイザルとアレロックの併用は問題ないそうです。
ただし、前述の画像を参照すると、アレロックの方が眠気の作用などは強いため、注意して併用するようにしましょう。
効かない場合もあるの?
ザイザルはジルテックを改良した薬で、比較的新しいものなので、様々な症状に適応した薬ですが、効果には個人差があり、効かない場合もゼロではありません。
なので、使用してみて効果を実感できない場合は、他の抗ヒスタミン薬に替えることができないか、医師に相談すると良いでしょう。
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ザイザル錠の副作用!飲み合わせの注意点も
ザイザルの主な副作用は、眠気、頭痛、疲労、口の渇きが報告されています。
そして、眠気といってもほとんどの人はウトウトする程度で、周囲の物音ですぐに目が覚めますが、強い眠気が出ることもあるので注意が必要で、服用した時には自転車や自動車の運転、高所作業など危険が伴う作業は避けた方が良いそうです。
それから、極稀にアナフィラキシーショック症状や肝臓、腎臓や聴覚の障害が起こることもあり、アナフィラキシーショックとは、ある特定の物質を体内に摂取することが原因で、短期間に急激なアレルギー反応が引き起こされる症状を指すそうです。
また、アナフィラキシー症状には、便秘や下痢、嘔吐、倦怠感といった軽いものから、意識を失うなど命に関わる状態まで人によって様々だそうです。
さらに、ザイザルを服用するようになってから体重が増加したといったような「太る」声もありますが、ザイザルに限らず、抗ヒスタミン薬全体の副作用として食欲増進が挙げられるのでこれが影響しているようですね。
飲み合わせの注意点は?
ザイザルを服用している期間中に、風邪を引いたり、頭痛がひどい場合はロキソニンや風邪薬、セレスタミンとの飲み合わせを気にすることがあると思いますが、基本的にこうした薬とザイザルに相互作用はないので、安心して併用して良いそうです。
一方で、テオドールやサンリズムなどとの併用では、ぜんそくや不整脈などの副作用が出た報告があり、睡眠薬や安定剤との併用は眠気、ふらつきを起こすことがあるそうです。
また、ザイザルを服用中にアルコールを飲むと、アルコールによる酔いが強まる可能性が高いため、基本的に飲酒は控えた方が良いとされています。
妊娠中や生理中、授乳中は?
妊娠中や、授乳中の方は、元々花粉症だったり、産後蕁麻疹が現れてしまった場合、抗ヒスタミン薬の使用を迷うことがあると思いますが、こうした妊娠中、授乳中の安全性評価はFDAの基準、オーストラリアの基準によって評価されています。
そして、妊娠中に関してFDA基準とオーストラリア基準では、いずれも
「使用経験が少なく、人での危険性を示す証拠がまだ見当たらない」
とされていて、ザイザルがまだ新しい薬で安全性が確立されていないことが示されています。
一方で、授乳中に関しては、「比較的安全」とされていて、少数例の研究に限られますが、乳児への有害報告なしに該当しているので、使用することはできるでしょう。
ただし、他にもクラリチンなど「最も安全」とされている抗ヒスタミン薬もあるので、心配であればかかりつけの医師に相談して、納得いく処方をしてもらうようにしましょうね。
それから、生理中に関しては、服用しても問題ないとされていますが、生理中に眠気を感じることが多い方はその眠気が増長されて生活に支障が出たり、ザイザルの副作用に0.1%未満の発生頻度というかなり稀な副作用として月経異常もあるそうです。
そのため、気になるようでしたら、婦人科に相談しながら服用するようにしましょう。
ザイザルの市販薬はある?ジェネリック購入のオススメも
ザイザルの市販薬はまだなく、薬事法の関係で国内の薬局やAmazonや楽天などの大手インターネット通販サイトでは購入することができません。
そのため、病院で診察を受け、ザイザルの処方を希望して処方してもらうしかないのですが、その度に病院へ行くのは面倒だという方には、インターネットの個人輸入代行サイトがオススメで、こちらにはザイザルのジェネリック5mgの取り扱いがあります。
とはいえ、初めて個人輸入代行サイトを使う場合は、本当に安全なのか不安になりますよね。
しかしそんな方でも、口コミ先で紹介したサイトであれば対応が早く丁寧で、信頼できるとユーザーからも評判が高いので、個人輸入代行の初心者でも問題ありません。
それからザイザルの気になるお値段ですが、1箱1,550円で、2箱だと2,547円と、少しずつ割引が効くので、常備しておきたい方はまとめ買いしても良いかもしれないですね。
というわけで、ザイザルのジェネリックの購入なら個人輸入代行サイトがオススメなので、気になる方はぜひ気軽にサイトで口コミを見てみてくださいね!
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