アドエアの吸入方法と使用期限や副作用!効かない時の対処法も
大人の喘息を患っている方は、常時吸入薬を必要としている方も多いので、吸入ステロイドのアドエアエアゾールについて聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
なので、アドエアエアゾールの使い方で吸入方法と使用期限や期待できる効果、副作用、シムビコートやフルタイドとの違い、効かない時の対処法について知りたいですよね。
それから、アドエアは小児や妊娠中でも使えるのか、市販での値段や、ジェネリックの購入で通販のオススメについても気になりますよね。
そこで今回は、アドエアの吸入方法と使用期限や副作用、また、効かない時の対処法などについても詳しくお伝えしていきます。
目次
アドエアの効果や副作用は?使用期限も
アドエアとは、気道を広げて炎症を抑える吸入薬で、喘息や慢性閉塞肺疾患の治療に利用されており、気道の炎症を抑えるステロイド薬と、気管支を広げ空気の流れを良くするβ2刺激薬の2成分を配合した吸入剤です。
そして、アドエアは主に慢性期の発生予防に用いる吸入剤で、2つの成分を配合することにより、しっかりと喘息の予防をしてくれます。
それから、飲み薬とは異なり全身への作用が少ないため、副作用も比較的少なく安全に使えるところがポイントです。
そして、ステロイドには炎症を抑える働きがあり、これによって呼吸苦・痰・咳などの症状を和らげることができ、β2刺激薬によって器官を広げて、症状を楽にすることができるそうです。
このようにして、アドエアはこの2つの成分で喘息発作が起きないように、そしてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)による呼吸苦が生じないように気管をしっかりと守ってくれるのと、ステロイドとβ2刺激薬はお互いがお互いの作用を高め合うという特徴を持っており、それぞれを単独で投与するよりも高い効果が得られるそうです。
ちなみに、アドエアは開封後の使用期限が3年以内と定められているので、注意しましょう。
アドエアの副作用は?
アドエアは吸入剤のため、飲み薬と違って全身にほとんど作用しないのですが、口腔内や咽頭痛、気管には塗布されるため、これらの部位には副作用が生じます。
そして、副作用発生率は、気管支ぜんそくの投与に対する発生率が17.4%で、COPDに対する発生率が33%と報告されています。
それから、主な副作用としては、
・ 嗄声
・ 口腔カンジダ症
・ 頭痛
・ 咽頭刺激感
・ 振戦
・ 肝機能異常
・ 鼻炎
などがあるそうです。
アドエアに配合されているステロイドは、炎症を抑えてくれる効果がある一方で、感染に弱くなってしまうというリスクがあり、それによって嗄声や口腔カンジダ症などが生じやすくなり、まれにですがひどい場合には肺炎に至ることもあるそうです。
それから、β2刺激薬には気管や血管の平滑筋を緩めることで気管や血管を広げる作用があるので、これによって喉が痛くなったり頭痛が生じることもあるそうです。
さらに、まれですが重篤な副作用としては
・アナフィラキシーショック
・血清カリウム値の低下
・肺炎
があるそうです。
シムビコートやフルタイドとの違いは?
アドエアは副作用も少なく、予防としては効果的な吸入薬ですが、強いて言えば1日2回の吸入が必要であることや、発作時には使えないことがデメリットとして挙げられるため、これを改良したものとして、1本で発作止めと予防薬の両方として使えるシムビコートが開発されました。
一方で、フルタイドという吸入薬もありますが、こちらはステロイドのみ配合されている軽度な症状の方向けの吸入薬で、ここにβ2刺激薬が加わった物がアドエアなのです。
ちなみに、小児の場合はフルタイドを使用している場合が多く、中重症例に限りβ2刺激薬を使用するように定められているため、アドエアは大人の喘息患者の方が使用例が多いようです。
また、大人の喘息で、妊娠している方や授乳中の方は、アドエアのような吸入薬を使用しても良いか不安になると思いますが、現在のところいずれの場合もアドエアが胎児や授乳中の乳児に悪影響を与える可能性はほとんどないとされています。
そのため、心配であれば事前にかかりつけの医師に相談してから使用を決めると良いでしょう。
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アドエアの吸入方法は?効かない場合についても!
アドエアは上記の画像を参考に、まずはカバーを開け、レバーを押して薬を吸うという手順で吸入します。
そして、薬が吸入されるとわずかな甘みや粉の感覚を口の中に感じるのですが、薬の量がごくわずかであるため、甘みを感じない(吸入感を得られない)とか、体調によって甘みを感じない場合もあります。
そのため、うまく吸入できているか不安な場合は、カバーを閉じずにそのまま追加で1~2回吸入を繰り返すと、レバーを操作した時点で次の薬が準備され、カウンターの数が一つ減り、残りの薬の数が示されるので分かりやすいですよ。
そして、吸入が終わったらグリップに親指を当て、カチリと音がするところまで回し戻してカバーを閉じて、のどや口の中に残っている薬を洗い流すために必ずうがいを行なうようにしましょう。
それから、こうした吸入方法で、通常の成人にはアドエア100ディスカスの場合、1回1吸入を1日2回行い、小児に投与する場合は、アドエア50エアゾールを1回1吸入を1日2回行うと定められています。
また、COPDの場合、成人にはアドエア250ディスカスを1回1吸入で1日2回行うなど決められているので、必ず用法と用量に従って使用するようにしましょう。
アドエアが効かない場合は?対処法も
アドエアが効かない場合、まずは吸入方法が正しいか今一度確認しましょう。
そして、吸入薬にはアドエア以外にも様々なものがあるので、自分の症状に合ったものではないのかもしれませんし、用量についても様々なものがあるので、病院で医師に相談し、症状や体質に合ったものを再度処方してもらうように打診する方が良いのではないでしょうか。
その他、違う原因として、アレルギー咳、結核、百日咳と別の要因での症状を起こしている可能性もゼロではありません。
こうした症状は治療方法を誤ると命にも影響を及ぼすものですので、早めに医師に相談するようにしましょう。
アドエアの市販薬はある?ジェネリックの購入方法も
アドエアの市販薬は今のところなく、病院を受診して処方してもらう必要があるのですが、長く患っている方にとってはその都度病院を受診するのも手間ですし、診察料を払うのも嫌ですよね。
でも、アドエアは薬事法の関係でAmazonや楽天などの大手インターネット通販サイトでは購入ができないので、オススメなのが個人輸入代行サイトの「オオサカ堂」でアドエアのジェネリックであるセロフロを購入する方法です。
とはいえ、初めて個人輸入代行サイトを使う場合は、本当に安全なのか不安になるのではなりますよね。
そんな方でも、「オオサカ堂」であれば最大手という安心感と、創業19年の実績があるので安心ですし、実際に使用している方たちの口コミを見れば、安心して買い物ができることが一目瞭然ですよ。
それから、セロフロの気になるお値段ですが、1本125mcg(120回分)で2,260円で、2本だと3,573円と複数購入で割引があるようなので、長く継続していきたい方はある程度まとめ買いしても良さそうですよね。
ただし、セロフロは12歳以下の使用は禁止とされていて、アドエアのように小児対応はないので気を付けましょう。
というわけでジェネリックのアドエアの購入ならオオサカ堂がオススメなので、気になる方はぜひ気軽にオオサカ堂のサイトで口コミを見てみてくださいね!
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