排卵検査薬の陰性は排卵済みのサイン?正しい理解と使い方!

画像1妊娠を望む女性や夫婦にとって、排卵検査薬は妊活の必須アイテムとも言えるので、使っている方が多いのですよね。

ただし、使い方を間違えると判断を誤るので注意が必要で、例えば排卵検査薬で陰性の場合は既に排卵後で、排卵済みというサインなのかどうか、正しく知りたいのではないでしょうか?

また、排卵検査薬で陰性が続いている場合はどのように対処したら良いのかも気になりますよね。

そこで今回は、排卵検査薬の陰性は排卵済みのサインなのか、正しい理解と使い方について詳しくお伝えしていきます。

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排卵検査薬の正しい理解

排卵検査薬は、専用の検査薬に尿をかけたり、検査薬を尿に浸したりすることで陽性か陰性か反応を確認し、排卵日がいつ頃になるのかを特定するための検査薬です。

そして、排卵検査薬に尿をかけ、「ヒト黄体形成ホルモン(LH)」が含まれていれば陽性反応を示すのですが、このLHは排卵する直前に一時的に急増すると言われています。

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それから、排卵の直前にLHが急増することを「LHサージ」と言いますが、排卵検査薬が陽性反応を示し始めたら、24~36時間以内に排卵が起きると予測できるのです。

このように、排卵検査薬が陽性反応を示し始めたときに、性交のタイミングを測ることで妊娠できる確率をより上げることができます。

排卵検査薬の陰性は排卵済みのサイン?

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結論から言うと、排卵検査薬で陰性のサインが出たら「排卵済み」のサインかというと、必ずしもそうは言えないそうです。

排卵検査薬は、月経周期を元にある程度排卵日を予測して、その日を中心に何回か連続して検査をするものです。

ただし、月を通していつも排卵検査薬が反応しない、濃くならない、薄い、陰性のままといった場合は、黄体形成ホルモンが少ないか、分泌が低下している可能性があります。

というのも、下垂体から分泌されるホルモンには、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)がありますが、FSHは卵胞を発育させ、LHは発育した卵胞を排卵させる働きがあります。

ただ、LHサージが起きない状態というのは、このFSH分泌は正常で卵胞発育は起こりますが、LH分泌が異常なためLHサージが起こらず、卵胞が排卵されない状態になっているということになります。

つまり、卵胞の発育には、FSHだけでなく少量のLHが必要ということなので、LHサージ不全の方は卵胞の発育が遅かったり、排卵そのものが遅かったりする場合が多いようです。

こうして「黄体機能不全」と呼ばれる状態になると、排卵検査薬を使っても薄い陰性が2~3日続くなどして、LHサージを捉えることが難しくなるので、排卵をしていてもそのタイミングをつかまえることができず、妊娠の確率を下げてしまうことになります。

排卵検査薬で陰性が続く場合はどうしたら良い?

せっかく排卵検査薬を使って排卵予測をしようとしていても、陰性が続いてしまうのでは困ってしまいますよね。

ただ、単に尿中LH濃度のピークが非常に短いために、1日1度の排卵検査では捉えられていない可能性もあるので、検査のタイミングを少しずらすだけでピークを捉えて、無事陽性反応が出る場合もあります。

そのため、基礎体温表をつけながらだいたいのリズムを使って、起床後数時間経ってからと、帰宅後といったように1日の間に2回検査をしてみるのもオススメです。

そうすると、朝は陽性が出ていなくても、午後や夕方に陽性が出ることもあるからです。

また、排卵検査薬によっても、感度が高く微量のLHでも陽性を示したり、感度が低く大量のLHでもなかなかはっきりと陽性が出ないタイプの商品もあるので、別の商品を試してみたり、自分に合ったものを探してみるようにしましょう。

それでも、陰性が続くようであれば、早めに婦人科にかかって医師と詳しい相談をする方が良いと思います。

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基礎体温チェックを取り入れよう!

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妊活をしている方で基礎体温をつけていない方はあまりいないと思いますが、その位置づけを正しく理解していない方もいるのではないでしょうか?

そして、より妊娠の確率を上げたいと考えるなら、基礎体温の情報も取り入れておく方がおすすめで、特にLH濃度のピークが短い方などは、基礎体温の情報があればより詳しく排卵日を予測して、正しいタイミングで排卵検査薬を使うことができます。

それから、基礎体温というのは低温期と高温期があり、排卵と生理を境に切り替わり、生理後から排卵までの期間は低温期ですが、排卵されると高温期に切り替わり、生理前まで続きます。

そのため、排卵検査薬で陽性反応が出た時に、もし高温期に切り替わっているようなら、既に排卵が行なわれた後ということになるので、受精の確率は大幅に下がってしまうのです。

一方で、排卵検査薬に陽性反応が出始め、基礎体温もまだ低温期の状態なら排卵される前の状態なので、妊娠の確率を上げることができるでしょう。

ちなみに、基礎体温は体が最も安定している起床時に計測すると良く、体を少し動かすだけでも体温が変動してしまうため、起床したら枕元にスタンバイさせておいた体温計を舌下にはさみ計測して下さい。

そして、計測し終わったら、グラフに基礎体温の数値を記入し、グラフの変動を確認すると良く、基本的に低温期も高温期も同じ日数で巡ってくるとされています。

ただ、もしグラフの結果がいつもガタガタで安定しないようなら、計測方法に誤りがあるか、ホルモンバランスが乱れているかどちらかが原因なので、それほど気に病むことなく、リラックスして過ごしながらこまめにつけていくようにしましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、排卵検査薬の陰性は排卵済みのサインなのか、正しい理解と使い方について詳しくお伝えしました。

排卵検査薬の結果で陰性が出ても排卵済みとは言えず、LHの量が低下し黄体機能不全になり、検査薬が反応しなくなっているか、LH濃度のピークが極端に短く検査のタイミングが合っていないなどの原因があることをお伝えしました。

なので、こうした場合は検査のタイミングを1日2回にしたり、基礎体温と照合して排卵日を予測し直したりすると良く、それでも陰性が続くなら婦人科に行くと良いとのことでした。

それから、基礎体温表もガタガタで安定しない場合は計測方法が誤っているかホルモンバランスの乱れによるものなので、あまり気にせず、計測方法を正しくしたり、リラックスして過ごすようにしてこまめに続けると良いとのことでしたね。

最後に、排卵の兆候をこまめにチェックするためにも、信頼できる排卵検査薬を大量にストックしておきたいと思いますので、そんな方は次の記事をチェックしてみましょう!
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