排卵検査薬で陰性が続く理由と対処法!タイミングの取り方も!
排卵検査薬は、月経周期から排卵日を予測して、検査薬に尿をかけたりすることで排卵のタイミングを調べることができる便利なキットです。
ただし、検査薬の結果で陰性が続くようだったら不安になってしまうので、その理由やタイミングの取り方など、対処法を知りたいですよね。
また、陽性が出ても反応が薄い場合や濃い場合があるなど、その反応の違いは何なのかも気になりますよね。
そこで今回は、排卵検査薬で陰性が続く理由と対処法や、タイミングの取り方についても詳しくお伝えしていきます。
排卵検査薬で陰性が続くのはなぜ?
排卵検査薬は、検査薬に尿をかけたり浸すことで、尿中の黄体形成ホルモン(LH)に反応して結果が出るようになっています。
そして、このLHとは、卵巣の中で成熟した卵胞に作用し、排卵を促すものなのですが、常に体内に存在するので普段から少量は出ているとされています。
また、卵子が成熟する頃になると急激にLHの分泌量が増えて、この時期をLHサージと言うのですが、LHの濃度の急上昇から36時間以内に排卵が起こるそうです。
そして、生理周期を元に検査日を予測して、検査をするのですが、何度やっても陰性が続く場合もあり、その原因は次のようなことが考えられます。
1、 生理周期が変化した
2、 LH濃度の上昇がわずかで検出できなかった
3、 陽性の持続時間が非常に短い
4、 排卵のない周期だった
5、 検査薬の使い方を誤っている
まず、生理周期というのは、平均的に28日と言われていますが、人によってかなり差があり、40日以上の方も入れば、毎月生理周期が変動する生理不順の方も多くいます。
そのため、生理周期を元に検査日を予測したものの変動してしまうことがあるのです。
また、人によってLHの分泌量が異なるので、LHサージの期間が非常に短かったり、陽性の持続時間が短いタイプの方もいます。
さらに、特に年齢を重ねていくと、排卵のない周期も出てくるので、こうした理由によって陰性が続いてしまうことがあるんですね。
排卵検査薬で陰性が続く時の対処法は?タイミングなど
この場合は、基本的には数日続けて検査を継続するか、次回の生理周期を待ってから再検査すると良いでしょう。
また、そもそも排卵検査薬の検査日の考え方を間違っていないかチェックしてみましょう。
そして、排卵検査薬では、生理周期を元に検査日を予測しますが、前述の通り、生理周期には人によってかなりばらつきがあります。
それから、生理開始日を1日目と数えて、次の表を参考にしながら、排卵検査開始日を決めると良いでしょう。
そして、開始日から3日間ほどかけて連続して検査を行なうのですが、基本的には1日1回使用して反応を見ると良いそうです。
それから、精度を上げるためにも毎日同じ時間に検査をするのがオススメですが、起床後すぐはLH濃度が上がっている可能性があり、また、水分を大量に摂取した直後も尿が薄まっている可能性があるので、このタイミングは外すようにしましょう。
また、排卵検査薬で陰性が続く時には、LHサージの期間が非常に短い場合や、陽性反応が持続する期間が短い場合もあるので、このケースでは1日1回ではなく、午前と夕方など、1日2回タイミングを見て検査をすると良いでしょう。
これによって、午前は陰性でも、夜には陽性と出る場合も十分あるのです。
このように、排卵検査薬を使う場合は使用方法に注意して、適切なタイミングを取るようにしましょう。
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排卵検査薬で陽性が出る時に薄めと濃いめがあるのは?
排卵検査薬では、黄体形成ホルモンが分泌され始めた時期は、陽性反応が薄い状態で現れ、徐々に分泌量が増え、ピークを迎えると濃い陽性反応を示すとされています。
そして、感覚的に陽性反応が濃く現れた時が妊娠のベストタイミングのように感じますが、実はそれでは少し遅いのです。
なぜかというと、排卵検査薬の陽性反応から24時間後に排卵が始まるとされているので、薄い反応が現れ始めた時に性交を継続すると妊娠の確率が上がるとされているのです。
一方、陽性反応が濃く現れ、かつ基礎体温表をチェックして高温期に入っているようであれば既に排卵は終了していることになるので、妊娠の確率は下がってしまっているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、排卵検査薬で陰性が続く理由と対処法や、タイミングの取り方についても詳しくお伝えしました。
排卵検査薬で陰性が続く場合の理由には、生理周期の変化や、LH濃度の上昇や陽性反応が出る期間が短かったり、排卵のない周期だったなどの個人差による違いが考えられるのでしたね。
ただ、検査薬の使い方を誤っている場合もあるので、まずは検査開始日から数日続け、起床直後や水分摂取直後は避けて、1日1回規則的な時間に行なうと良く、陰性が続く方は1日2回行なうと無事に陽性が出ることもあるのでした。
また、陽性の場合も、薄い時がLHが出始めた時で、濃い時はLHサージなので、薄い反応から24時間後に性交を行なうと妊娠の確率が上がり、濃い反応が出て高温期なら既に排卵済みで妊娠はできないなど見分け方に注意し、使うようにしましょう。
最後に、排卵時期をこまめにチェックするとなると、信頼性の高い排卵検査薬が大量に必要になると思いますので、排卵検査薬のお得な購入方法について次の記事をチェックしましょう!
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