排卵検査薬が陰性で妊娠した事例とそうなる理由!注意点も

画像1妊娠するには、排卵日の把握が大切なので、基礎体温やオギノ式など様々な方法がありますが、中でも排卵検査薬を使うと精度高く排卵日を予測できるそうです。

ただ、排卵検査薬で反応が陰性でも、妊娠検査薬での判定が陽性になったり、実際に妊娠した事例もあるというので、その理由が気になりますよね。

そこで今回は、排卵検査薬が陰性で妊娠した事例とそうなる理由や、注意点も詳しくお伝えしていきます。

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排卵検査薬が陰性でも妊娠する?理由や注意点

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排卵検査薬は、排卵日の徴候を予測するためのもので、尿に含まれる成分から排卵の徴候を検知できます。

そして、排卵検査薬の陽性反応は「排卵直前」を意味しているので、陽性反応が見られた24~48時間後には排卵が起こると言われています。

それから、排卵検査薬は、尿中に含まれる「LH(黄体ホルモン)」というホルモンに反応するのですが、LH自体は常に体内に存在していて、排卵直前に分泌量が急増する「LHサージ」と呼ばれる現象が起こります。

そして、排卵に向け、14時間ほどかけて数値が上昇した後、最高値の状態が14時間続くと言われます。

そのため、LHの分泌量を検知することで排卵日が特定できるというわけです。

ただ、排卵検査薬には様々なタイプがあり、感度の良さに差があって、感度が高くLHの分泌量が少なくて、本来は陰性でも陽性が出る場合や、感度が弱くLHの分泌量が足りなければ、本来は陽性であっても陰性が出てしまうことがあるのです、

また、排卵検査薬を使うタイミングは、月経周期を元に計算するのですが、人によっては月経周期が必ずしも安定していない場合もありますし、月経周期が安定していても排卵日のタイミングが安定しない場合もあるのです。

なので、排卵検査薬については正しく使ってさえいれば排卵日が近づいていることをほぼ100%近い確率で分かるとされているのですが、上記のような理由で結果が誤ってしまう可能性もあるんです。

そのため、陰性であってもその後、妊娠検査薬で陽性が出たり、実際に妊娠する事例が起こりえるんですね。

さらに、妊娠検査薬は体の状態や外的な影響を受けて検査結果が変わりやすいという問題もあるので、最低でも、次のような一般的な使用上の注意点は守るようにしましょう。

■排卵検査薬の使用上の注意点

1、 毎日の検査時間帯は変えない

2、 直射日光、湿気は厳禁

3、 保存温度は4~30度以内にする

4、 再利用はしない

そのほか、商品によって使用上の注意は異なる場合があるので、それぞれ確認する必要があります。

また、大量の水分を摂取すると尿中のLH濃度が低下してしまうという問題や、起床直後は逆にLH濃度が上がりやすいなどあるんですね。

それから、既に妊娠している時や流産、人口妊娠中絶をした場合、不妊治療で薬物療法を行なっている場合などは陽性反応が現れることがあります。

なので、注意点を守った状態でも排卵検査薬で陰性反応が続いた場合、排卵をしていないのかと心配になってしまいますよね。

この場合は、生理不順で排卵日が読みにくくまだ来ていないだけかもしれませんが、体質的にLH濃度が低いためにLHサージを検出できない場合もあります。

また、基礎体温が高温期に入らないなどの場合は、無排卵月経の可能性もあるので注意しましょう。

そして、排卵検査薬で陰性反応が出ているのに基礎体温が高温期に入った場合は、排卵していることも考えられます。

このように、排卵検査薬が100%正しいとは言えないので、心配なことがあれば婦人科を受診してちゃんと診断してもらうと安全ですよ。

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排卵検査薬を使う時は、基礎体温表と組み合わせると精度が高くなる!

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排卵検査薬は毎日使うので、検査結果を日ごとにメモしておくか写真に残しておくと変化が分かりやすく、陽性反応を判断しやすくなりますよ。

そして、排卵検査薬にも色々な種類があるので、感度の良さなど、特徴を確認して自分に合ったものを選ぶようにすると良いでしょう。

さらに、排卵検査薬を使う場合は、基礎体温を毎日測っておき、排卵検査薬の結果と合わせて確認すると、排卵日予測の精度を高めることができるので、オススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、排卵検査薬が陰性で妊娠した事例とそうなる理由や、注意点も詳しくお伝えしました。

排卵検査の検査対象であるLHは常に体内に存在し、排卵日が近づくと高値になるため、感度の悪い排卵検査薬だと、本来は陽性であっても陰性の反応が出て、妊娠する事例があるのでしたね。

また、月経周期や排卵日のタイミングが安定しない方は予測日が外れたり、検査の時間帯や体の状態、外的な要因など様々な理由で誤った結果が出ることもあるのでした。

そのため、お伝えした使用上の注意を守っていても排卵検査薬の結果で陰性が続いたり、妊娠検査薬で陽性反応が出たら、できるだけ早く婦人科でチェックし、普段から基礎体温も排卵検査薬と同時に計測するようにすると、精度が高まるということでした。

このように必ずしも精度が安定しない排卵検査薬ですが、簡易検査としては必須なものなので、安く信頼できるものを大量に購入したい方は次の記事をチェックしましょう!
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