肝臓がんの初期症状チェックリスト!早期発見のポイントも!

画像1肝臓がんは、食事や飲酒、肝炎ウイルス、その他様々な原因によって肝機能が低下し、肝硬変を経て発症します。

ただ、肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、ちょっとしたダメージでは症状が現れないため、初期症状も分かりづらいとされているので、初期症状のチェックの仕方を知りたいですよね。

また、早期発見をするためのポイントもあるのか、気になるのではないでしょうか?

そこで今回は、肝臓がんの初期症状チェックリストや、早期発見のポイントについて詳しくお伝えしていきます。

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肝臓がんの初期症状チェックリスト!早期発見のポイントは?

肝臓=沈黙の臓器!?

肝臓は体の中で最も大きな臓器で、その重さは個人差もありますが、約1,200gもあるとされていて、栄養の代謝や有害物質の解毒など、生命の維持に関わる重要な役割を担っています。

そして、肝臓の病気を発症し、手術で約80%を切除されても、約4ヶ月程度で元の大きさに戻り、機能も回復するほどの再生能力があります。

そのため、肝臓病などで肝細胞が半分近く破壊されても、自己修復するため、自覚症状が出るということは、修復が追いつかない程がんが進行してしまっているということになります。

こうしたことから、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれているのですね。

肝臓がんの初期症状は?早期発見のポイントも

肝臓がんは、食事や飲酒以外にも、肝炎ウイルスへの感染などで、肝臓に障害が起こり、それが慢性化することによって肝硬変を起こし、肝臓がんに至ります。

そして、肝臓がんを発症すると、初期症状には、

・発熱

・全身の倦怠感

・食欲低下

といった風邪によく似た症状が現れるのですが、これでは自覚症状は現れにくく、肝臓がんを発症したかも知れないとは思わないのではないでしょうか。

そこで、肝臓がんの一歩手前である、肝機能障害のチェックを行うことも早期発見のポイントになるので、次のとおりチェックリストをご紹介します。

○肝機能チェック!

・顔や手足がむくむことがある

・ほぼ毎日お酒を飲む

・たばこを吸う

・疲れやすく、疲れがとれにくい

・運動はほとんどしない

・食事の時間が不規則

・ストレスがたまっている

・野菜はあまり食べない

・睡眠不足気味

・朝食は抜くことが多い

・夜中に何度も目が覚める

・手足の冷えが気になる

・食事の栄養バランスに無頓着

・肩こりや頭痛がひどい

・血液検査では中性脂肪やコレステロールの数値が高い

以上が肝機能低下のチェックリストですが、あてはまる数が多ければ多いほど、肝機能障害を起こしている可能性が高く、それが続いて慢性化すると、肝臓がんを発症するリスクを高めることになるので、注意しましょう。

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肝臓がん予防に、食生活を見直そう!

肝臓がんの原因となる肝機能障害、肝硬変には、普段の食事の摂り過ぎや、アルコールの過剰摂取も大きく起因しているため、食生活や飲酒についての見直しを行うことも重要な予防法となります。

・肥満、糖尿病の解消

肝臓病の原因である肥満を解消するには、適度な運動とバランスの良い食事が重要です。

特に、牡蠣などのタウリンを含む食材は、肝臓から分泌される胆汁酸を増やし、コレステロールの排出をサポートすることによって、血液中のコレステロール値を下げて、肥満を解消してくれます。

・アルコールの飲み過ぎを止める

肝臓病を予防する上で、実は一番大事なことはアルコールを飲み過ぎないことです。

そして、どうしても飲み過ぎてしまった翌日などは、肝臓の修復をサポートするオルニチンを含むしじみの味噌汁などがオススメで、夜にも摂ることで、寝ている間の肝臓の修復を助けてくれるそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、肝臓がんの初期症状チェックリストや、早期発見のポイントについて詳しくお伝えしました。

まず、肝臓がんの初期症状は、風邪に似た症状で非常に分かりづらいため、早期発見のポイントとして、肝臓がんの原因となる肝機能障害についてチェックできるよう、肝機能低下チェックリストを紹介しました。

そして、食事やアルコールの摂り過ぎも肝機能障害をもたらすため、摂る量を適量にするだけでなく、牡蠣のタウリンやしじみのオルニチンを意識的に摂り、肝臓を労ることもオススメしました。

さらに、最近ではこうした食事などの要因だけでなく、遺伝的要因から肝臓がんを発症するリスクをどれくらい抱えているか、チェックできる遺伝子検査などもメジャーになってきているので、気になる方は命に関わることなので行ってみてはいかがでしょうか。
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遺伝子検査について詳しく知りたい方はコチラの記事をチェック!

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