エリキュース錠の副作用や休薬期間と減量基準!納豆は大丈夫?

エリキュース錠は血を固まりにくくし、血液の流れを良くする効果のある医薬品です。

なので、エリキュース錠の副作用や腎機能への影響、納豆は大丈夫なのか、半減期や減量基準と禁忌の場合、休薬期間とDVT、手術や抜歯でワーファリンからの切り換えやイグザレルトとの違い、粉砕しての服用について知りたいのではないでしょうか。

それから、エリキュース錠の薬価も気になりますよね。

そこで今回は、エリキュース錠の副作用や休薬期間と減量基準、また、納豆は大丈夫か、といったことなどについても詳しくお伝えしていきます。

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エリキュース錠の効果や使い方で減量基準や半減期は?納豆は大丈夫?

エリキュース錠は血を固まりにくくし、血液の流れをサラサラにし、血管の中に血栓ができるのを防ぐ働きのある抗凝固薬です。

そして、脳卒中や塞栓症、血栓症(深部静脈血栓症:DVT)などの治療・予防目的で使用されています。

それから、エリキュース錠は疾患によって使用する量が異なり、虚血性脳卒中及び全身塞栓症の発症予防なら5mg錠1錠を1日2回などと決められていますが、こうした用法用量に対して、年齢や体重、腎機能によって減量するケースがあります。

その基準となるのが血清クレアチニンで、血液検査を用いて計測し、例えば80歳以上の患者に対して腎機能低下(クレアチニン1.5mg/dL以上)及び体重(60kg以下)に応じて、エリキュース錠は2.5mgを1日2回といったように半分まで減量するなど、特に高齢者への投与に関しては減量するケースが多いようです。

そして、腎機能の状態によっては減量ではなく、禁忌となるケースもあって、それはクレアチニンクリアランスが15ml/min未満の腎不全の患者に対しては投与ができないとされています。

エリキュース錠の手術前の休薬は?

エリキュース錠は抗血液凝固作用がある薬であり、血液が固まるのを防ぐ反面、出血のリスクを増加させる面もあるため、抜歯をする際や、手術前などの使用は注意が必要です。

そして、エリキュース錠の半減期は12時間とされているので、手術前の休薬期間は前回投与から少なくとも24時間以上(2~4日間)間隔をあけることが望ましいとされています。

エリキュース錠の粉砕について

エリキュース錠は粉砕することに関して、粉砕後の安定性などを確認したデータがあり、粉砕しても安定した効果が得られるとされています。

なので、粉砕しての服用も選択肢の一つとして考えられますが、メーカー側では推奨していないので、あくまで医師の判断になります。

イグザレルトとの違いは?

エリキュース錠のような抗凝固薬には、イグザレルトなど様々な薬剤がありますが、
イグザレルトとエリキュースは腎機能への影響の度合いや、手術前の休薬期間など共通点が多いです。

そして、二つとも他の医薬品よりも出血リスクが少ないところも共通しているのですが、個人によって効き方が違うため、用量の調整には注意が必要な薬とされており、その対象について多少の差があります。

・ 年齢

イグザレルト:75歳以上、エリキュース:80歳以上

・ 体重

イグザレルト:50kg以下、エリキュース:60kg以下

・ 腎機能

イグザレルト:クレアチニンクリアランス50ml/min以下、エリキュース:血清クレアチニン1.5mg/dL以上

また、半減期にも違いがあり、イグザレルトは5~9時間なのに対して、エリキュースは12時間なので、イグザレルトは1日1回の投与で良いのに対し、エリキュースは1日2回の投与という違いがあります。

ちなみに、同じ抗凝固薬でワーファリンなどはビタミンKを含む食材の制限が多く、納豆なども食べることができないのですが、エリキュース錠については食べ物の影響を受けることはないので、納豆、クロレラ、ほうれん草、カリフラワー、青汁などをエリキュース錠と一緒に摂取しても問題はありません。

ワーファリンからの切り換えは?

エリキュース錠と同じ抗凝固薬でワーファリンという医薬品がありますが、ワーファリンは半減期が55時間と非常に長く、PT-INRという値を測りながら慎重に投与する必要性があります。

そして、ワーファリンを服薬している患者は手術前の休薬期間として5日ほどが必要になるので、その間の脳梗塞などのリスクを回避するためにも半減期が短い他の抗凝固薬に切り換える必要があり、エリキュース錠もその対象の薬剤の一つです。

まず、ワーファリンからエリキュースに切り換えるときには、ワーファリンの投与を中止し、PT-INRの値が2.0未満となってから本剤の投与を開始することとされています。

それから、手術が終わり、エリキュースからワーファリンに戻す際には、PT-INRが治療域の下限を超えるまではエリキュースとワーファリンを併用することとされていて、慎重に戻す必要があります。

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エリキュース錠の副作用は?

エリキュース錠を服用すると出血しやすくなるので、副作用としては鼻出血、血尿、挫傷、血腫、貧血などがあります。

なので、特に飲み始めの際はこれらの副作用が起きていないか注意するようにしましょう。

エリキュース錠の薬価は?

エリキュース錠の薬価は2.5mg、1錠あたり最安値が149.0円で、ジェネリックはまだ販売されていないようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、エリキュース錠の副作用や休薬期間と減量基準、また、納豆は大丈夫か、といったことなどについても詳しくお伝えしました。

エリキュース錠は血が固まりにくくなるようにし、血栓ができるのを防ぐ抗凝固薬でDTRなどの治療・予防目的で使用し、投与の際には腎機能への影響を考慮して血清クレアチニン濃度を検査して、それに応じて減量することもあるのですが、納豆などの食べ物の影響は受けないとのことでした。

そして、手術や抜糸の前には2日ほど休薬期間を設ける必要があり、半減期は12時間で、イグザレルトとの違いなどについてお伝えしたうえで、ワーファリンとの切り換えについてもお伝えしました。

そんなエリキュース錠は粉砕しても効果の安定性に問題ないとされていますが、自己判断ではやらない方が良く、医師の処方なしには購入できない薬なので、必要な時は病院を受診し、医師の処方に従って使用するようにしてくださいね!

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