月経前症候群はいつから?原因や症状のチェックリストと治療法!

月経前症候群は、生理前に訪れる女性ならではの不調の状態のことをさします。

なので、月経前症候群とは何か、その原因や吐き気などの症状のチェックリストといつからなのか、妊娠の兆候との違いといったことが知りたいのではないでしょうか。

それから、月経前症候群の治療法や対策として漢方などの薬や病院で処方されるピル、市販薬なども気になりますよね。

そこで今回は、月経前症候群はいつからか、また、原因や症状のチェックリストと治療法といったことなどについて詳しくお伝えしていきます。

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月経前症候群とは?期間や原因についても

月経前症候群とは、月経が始まる1~2週間前ぐらいから起こる、イライラ、腹痛、眠気、頭痛などの様々な不快症状の総称のことで、月経が始まると消えることから、PMS(プレ・メンストラル・シンドローム)と呼ばれています。

実際に、女性の大半はPMSの症状に悩まされており、当然の症状として我慢している方が多いようなのですが、そもそもどうしてPMSになるのでしょうか?

出典:知ろう、治そう、PMS HP

月経周期が28日の女性の場合、排卵が起きるのはちょうど月経が始まる14日前ですが、排卵を境に変動する二つの女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)が影響して、PMSを引きおこすと言われています。

そして、黄体期に分泌されるプロゲステロンは、体の中で様々な現象を誘発し、例えばホルモンの働きで水分を体から排出しにくくなるのでむくみが起きるのですが、それが胸に貯まれば胸の痛みに、頭にたまれば頭痛に、人によっては体全体が重く感じることもあるようです。

それから、ホルモンの働きで脳内のセロトニンという幸せホルモンが低下すると、うつ症状やネガティブな思考を働かせがちになり、気持ちが不安定になるため、月経前は気分の落ち込みが顕著という方が多いのではないでしょうか。

さらに、月経前はインスリンの効果が低下し、血糖値が上がるため、上がってしまった血糖値を下げるために普段より多くのインスリンを必要とし、甘いものが食べたくなる女性も多いですよね。

このように、女性の体は月経周期にともなってホルモンの影響を受けやすく、それによってPMSのような症状が起きると言われています。

ただし、PMSにも個人差があるのは、個々人の普段の暮らしの中で、次のようなものが要因となって症状が増減するとも言われています。

・ ストレス

引っ越しや異動など、環境の変化や、ハードな仕事など緊張状態が続き、ストレスが蓄積しているとPMSの症状は重くなります。

・ 性格や考え方

もともとの性格が律儀で几帳面で、完璧主義な方はPMSの症状が出やすいようです。

・ 食生活や嗜好品

喫煙の習慣や飲酒の習慣がある方、珈琲などカフェインたっぷりの飲み物などを好む方は、症状が重くなりがちですし、食生活の栄養バランスも悪いと影響を受けやすいようです。

・ 自律神経や体力の低下

風邪や病気で免疫力が低下していると、自律神経が乱れ、PMSの症状を悪化させます。

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月経前症候群の症状のチェックリスト!

私の症状、もしかして月経前症候群?と疑問に思っている方は、次のチェックリストでチェックしてみましょう。

1、 体の症状

・ 胸の張りや痛み

・ 下腹部痛

・ 吐き気

・ 下痢や便秘

・ 体が重くて倦怠感を感じる

・ 腰痛

・ 肩こり

・ 冷え性

・ 頭痛

・ 手足のむくみ

・ ひどい眠気

・ 食欲増進

・ のぼせ、めまい

・ 肌荒れ

・ 肌に吹き出物ができる

2、 心の症状

・ イライラして怒りっぽくなる

・ 不安の増長、ゆううつ、考え方が後ろ向きになる

・ 集中力の低下

・ うっかりミス

・ やる気や意欲が低下する

・ 性欲の増進、または減少

このように、ありとあらゆることがPMSの症状のようですね。

ただ、妊娠の兆候にも眠気や胸の痛み、やる気の低下や倦怠感といったことがあると聞きますよね。

その理由としては、妊娠初期症状とPMSが両方とも、プロゲステロンという同じホルモンに起因するからで、黄体期から月経期にかけて基礎体温が高温になる時期に起こることもあって、症状が似通い、違いを判別するのが難しくなるんですね。

でも、妊娠の初期症状の場合は、PMSよりも長く続き、3週間以上長期間症状が現れるので、その点で気をつけるようにしましょう。

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月経前症候群の対処法や治療法は?

月経前症候群は、前述のとおり、普段の生活習慣によって症状が重くなることが多いです。

そのため、薬に頼る前に、自分自身でできる対処法をチェックしてみましょう。

自分でできるPMSの対処法

1、 食事

良質のミネラルやビタミンの摂取を意識した栄養バランスのとれた食事が有効のため、ふだんの食生活に取り入れてみましょう。

そして、血糖値の低下で甘いものが食べたくなるとお伝えしましたが、だからといって一度にクッキーやジュースを摂取すると、血糖値を急激に変化させるため疲れやすくなってしまいます。

そのため、月経前は血糖値を緩やかにあげる小豆やさつまいも、栗などを使った和菓子がおすすめですし、食事であれば芋類や玄米、果物などを少量ずつ何度かに分けて食べるようにしてみてくださいね。

それから、むくみが気になる方は、食事中の塩分摂取を控えたり、睡眠リズムが崩れているのであれば、カフェイン入りの飲み物やアルコールを控えるようにしてみましょう。

2、 運動

体に水分をためこみやすい月経前の時期には、有酸素運動で汗をかくのが有効なので、30分~1時間程度のウォーキングや軽いジョギング、水泳などを行うと、体にためこまれた余計な水分を排出し、血行も良くなりますし、安眠効果やストレス解消にもつながって良いですね。

3、 ストレス発散

日常生活のストレスも大きく関係しているので、PMSが起こりやすい時期に入ったら、無理なスケジュールや仕事上の打合せなどは極力避けるようにし、ストレスをためない工夫をすると良いでしょう。

PMSの症状が重度の場合は?

PMSは急激なホルモン変化により起こるため、その波をゆるやかにすることで症状を軽減することができるのですが、これに有効なのが病院で処方してもらえる低容量ピルです。

そして、初期には体質に合わせるまでの間、副作用がつらい場合もありますが、慣れてくると7~8割の方は症状が軽減されたり、まったくなくなるとも言われているので、悩んでいる方は病院で婦人科を受診して相談してみると良いでしょう。

または症状に応じて次のような漢方薬も有効で、病院でも処方してもらえますが、市販薬としても購入できるものが多いので、起こりやすい症状に合わせて、服用してみると良いでしょう。

・当帰芍薬散

頭が重い、めまいがする、むくみ、冷え性、肩こりなどの症状が起きる場合に有効で、貧血や月経中に起こる頭痛にも有効

・桂枝茯苓丸

のぼせや肩こり、腰痛、頭痛がある場合に有効で、月経前から痛むタイプの月経痛にも有効

・桃核承気湯

便秘やのぼせ、肩こりなどの症状がある場合に有効で、月経前になると感情が高ぶってものを投げたり暴れたりする方にオススメ

・大黄牡丹皮湯

便秘が下腹部痛があり、特に右下腹部が痛む場合にオススメ

・加味逍遥散

うつ症状やイライラしたり、のぼせ、元気が出ない場合などにオススメ

・五苓散

頭が痛い、むくみ、吐き気や下痢が多い時にオススメ

・温経湯

のぼせや腹痛、乾燥などの皮膚トラブルを生じている時にオススメ

・当帰建中湯

虚弱で冷えと貧血がある方で生理痛の腹痛が痛い場合にオススメ

・半夏厚朴湯

喉がつまった感じがしたり、眠れない、不安を感じるといった時にオススメ

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、月経前症候群はいつからか、また、原因や症状のチェックリストと治療法などについて詳しくお伝えしました。

月経前症候群(PMS)は、月経予定の1~2週間前から始まり月経が始まると自然と収まる症状で、特徴としては下腹部痛や吐き気、頭痛など体の痛みに加えて気分の落ち込みやうつなど心の症状もあるため、妊娠初期と間違えやすいのですが、妊娠している場合の方がこうした症状が3週間以上の長期で続くとのことでした。

そして、PMSはホルモンの変化で生じるものですが、食生活の乱れやストレス、運動不足などによって重度になるため、まずはこうした普段の暮らし方の見直しを自分自身で行い、少しでも楽にすることがポイントなのでした。

それから、症状が重度で耐えられない時は低容量ピルを活用したり、症状に合わせて漢方を処方してもらったり、市販薬でも買えるものが多いので、良かったら試してみてくださいね!

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