プロゲステロン注射の効果と副作用!生理や妊娠検査薬への影響も

プロゲステロンといえば、エストロゲンと並んで女性の月経周期を形成する女性ホルモンの一種として知られていますよね。

そして、基礎体温が高くなる高温期を司るホルモンなんですが、不妊治療の一環として、注射で投与されることがあるので、プロゲステロン注射の生理や妊娠への効果や吐き気などの副作用について知りたいのではないでしょうか。

それから、プロゲステロン注射はいつまで行うのか、生理はいつくるのか、妊娠検査薬への影響も気になりますよね。

そこで今回は、プロゲステロン注射の効果と副作用、また、生理や妊娠検査薬への影響などについても詳しくお伝えしていきます。

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プロゲステロン注射の効果と副作用は?

プロゲステロンとは、女性ホルモンの一種で、別名黄体ホルモンと呼ばれるのですが、通常は月経周期における排卵後の高温期を維持するために卵巣から分泌されるものです。

そして、その働きとしては、子宮内膜の状態を整え、受精卵が着床しやすい環境を作り出すことにあるのですが、そのため、妊娠を望んで妊活中の方にはこのプロゲステロンの分泌が欠かせないので、うまく作用していない場合にはプロゲステロン注射をすることがあります。

プロゲステロン注射の効果は?

閉経前の健康な女性の血中プロゲステロンレベルは、卵胞期(低体温期)で1ng/ml以下、黄体期(高体温期)で5~30ng/mlと言われていますが、これを下回る数値の場合、黄体機能不全を起こしており、子宮内が妊娠できる状態になりづらくなっていたり、妊娠できても流産しやすくなっている可能性があります。

そのため、妊活中の方に注射でプロゲステロンを投与することによって、分泌量の不足を補い、妊娠しやすい子宮内環境へと導くことができるのです。

プロゲステロン注射はいつまで行う?

プロゲステロン注射を経て、受精卵が着床して妊娠できると、妊娠7~8週間ほどで胎盤がほぼできあがり、プロゲステロンが多く分泌され始めます。

この段階までくれば、プロゲステロンを補充する必要はなくなってくるので、通常は注射も打たないで済むようになります。

ただし、母胎の子宮内環境によっては、流産の心配なく妊娠を継続できるようになるまで、しばらくの間投与を続行することもあります。

そのため、自分でプロゲステロン注射を行っている場合には、自己判断で使用をやめることがないようにしましょう。

例えば、妊娠判定日に出血したから今回は妊娠できなかった!と判断して投与をやめてしまうと、プロゲステロンレベルが急激に下がり、実は妊娠していたのに流産を起こしてしまう恐れもあるのです。

そのため、出血などの事態が起こったら、必ず医師に相談するようにしましょう。

副作用は?

プロゲステロンはもともと体内に存在するホルモンの一種なので、ほかの不妊治療に使われる製剤に比べると副作用は少ないと言われていますが、稀にプロゲステロン注射を開始してすぐに不正出血や吐き気、頭痛といった副作用が現れることがあります。

ただ、2~3ヶ月で体が薬に慣れてくると改善されることがほとんどだそうです。

また、投与する量を間違うことがなければほとんど起こらないことですが、プロゲステロン注射は簡単に言えば体を黄体期と同じ状態にする治療法なので、月経前症候群に似た症状として乳房のハリや痛み、吐き気、頭痛、眠気、だるさ、むくみなどが起こります。

そのため、こうした症状による不快感があまりに強い場合は、医師に相談するようにしましょう。

ただし、注射自体はホルモン注射なので、慣れないうちはかなり痛みを伴うため、腕よりもお尻に投与することが多いようです。

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プロゲステロン注射の生理や妊娠検査薬への影響とは?

プロゲステロン注射は、体内で不足している黄体ホルモンを補充することによって、生理不順や黄体機能不全などによる不妊症を改善する効果が期待できるとされています。

そのため、プロゲステロン注射を投与している間は、子宮内膜を厚くして、維持する効果があるので、排卵しているかどうかにかかわらず生理が起こることはありません。

そして、プロゲステロン注射を一定期間投与した後、投与をストップさせると、人為的に生理が起こりますので、これを何周か繰り返すことでホルモンバランスを正常に戻し、不妊の改善をすることができるのです。

ちなみに、こうした人為的な生理は維持できなくなった子宮内膜が剥がれ落ちて起こるとされていて、生理が起こるまでの日数には個人差がありますが、一般的には服用をやめてから3~10日後が多いようです。

ただ、これはあくまで予定日であって、生理周期が大幅にずれることも十分にありますので、予定日なのに来ない、なのに妊娠検査薬でも妊娠と出ない、と不安になることもありますが、単に遅れているだけの可能性もあります。

そのため、もしも生理について気になることがあれば、プロゲステロン注射を投与してもらっている病院で医師に相談するようにしましょう。

ちなみに、プロゲステロン注射によって妊娠検査薬に影響が出るのではと心配する方がいるようですが、ほかの不妊治療薬と異なりプロゲステロン注射による影響は一切ないので、心配しなくて問題ありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、プロゲステロン注射の効果と副作用、また、生理や妊娠検査薬への影響などについても詳しくお伝えしました。

プロゲステロン注射は、生理不順や黄体機能不全などが原因で不妊症に陥っている場合に行われ、不足している黄体ホルモンを投与することで生理不順などを改善し、妊娠しやすい子宮内環境を作り出す効果があるのでしたね。

そして、副作用としては軽度の吐き気や、PMSのような症状が現れることがあるのですが、投与する量を守り、突然自己判断で投与をやめたりしなければ起こる可能性は低いのでした。

それから、プロゲステロン注射投与後の生理が来るタイミングの目安や、妊娠検査薬に関する注意点についてもお伝えしましたので、特に妊活中の方は参考にしていただき、妊娠に向けて役立ててくださいね!

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