前立腺がんの転移しやすい場所や部位と確率!余命についても!

画像2前立腺がんは、65歳以上の男性がかかりやすいがんで、早期発見ができれば予後の良いがんですが、比較的早い段階から転移を起こすとされています。

しかし、前立腺がんはどのような場所や部位に転移しやすく、また、その確率はどのようになっているのでしょうか。

さらに、前立腺がんの転移で現れる症状や治療法や、末期の場合の余命についても気になりますよね。

そこで今回は、前立腺がんの転移しやすい場所や部位と確率、また、余命についても詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

前立腺がんの転移しやすい場所や部位と症状や治療法、確率についても!

前立腺がんは、男性の生殖器のひとつである前立腺にがんができる病気で、年々日本でも発症率が高まっているので要注意の病気です。

そして、早期に発見すればがん細胞が前立腺内に留まっているため、切除手術と放射線治療などで完治を目指すことも可能ですが、進行すると精嚢や骨盤、リンパ節などの部位へ転移しやすく、骨には80%の確率で、リンパ節には40%の確率で転移します。

そこで、前立腺がんで転移した場合の部位ごとの症状や治療法について見ていきましょう。

前立腺がんの転移しやすい部位で起こる症状と治療法について

1) 骨転移

前立腺がんの80%は骨転移するとされていて、背骨や助骨、骨盤などへ転移し、麻痺やしびれ、痛みが出たり、病的な骨折が多くなって、QOL(生活の質)が著しく低下してしまいます。

そのため、骨転移がある場合は、前立腺がん細胞が増えるのを抑える薬を注入する「ホルモン療法」という方法で治療を行い、これによって骨の痛みが解消されます。

そして、ホルモン療法を既に行っている患者には、症状の進行を抑える「ビスフォスフォネート製剤」という薬を投与するのですが、この薬は骨を破壊する細胞の働きを抑制する一方で、骨を生成する細胞にカルシウムを取り込ませて骨を固め、がんの増殖を防いでくれます。

2) リンパ節転移

前立腺がんでは40%がリンパ節転移するとされていて、主に骨盤内にある前立腺周辺のリンパ節へ転移し、症状としては下半身がむくんだり、麻痺を起こすこともあるそうです。

そのため、まずはCT検査などでリンパ節の状態を確認し、転移が見つかった場合はホルモン療法でがんの進行を抑えるように治療します。

ただし、数年経過するとホルモン療法の効果が薄れ、がんがさらに他の部位に転移することもあるので、その場合は抗アンドロゲン剤を追加したり、他の治療法へ切り替えるなどの処置を行います。

前立腺がんの転移で末期の場合の余命も

前立腺がんでは、早期から転移をしやすいことをお伝えしてきましたが、他の臓器のがんでは、骨への転移は末期であることが多い中で、骨転移を起こしたからといって余命が短いということにはなりません。

ただ、リンパ節に転移すると、リンパの流れに乗って肺や肝臓へ遠隔転移をすることで予後が悪くなり、余命も短くなってしまいます。

そして、末期になると下半身のむくみ、腰椎や骨盤などに鈍い痛みや刺すような激しい痛みを自覚するなどの症状が現れ、この段階にくると余命は6ヶ月~1年と宣告されることが多いそうです。

スポンサーリンク

50歳を過ぎたら1年に1度のPSA検査を受けよう

画像5

前立腺がんは、初期に症状が全くないため、ある程度進行してから気づくことになり、特に骨転移による痛みを感じ、整形外科を受診してがんの疑いが現れることが多いそうです。

しかし稀に、整形外科に何度かかっても原因が特定されず、適切な治療が受けられないまま病気が進行し、下半身にむくみが現れるリンパ節転移の症状が現れて初めてがんが明らかになることもあるそうです。

したがって、そうならないためにも、ある程度の年齢の男性で、原因不明の痛みやしびれが現れた時には、前立腺がんの可能性を疑い、整形外科だけでなく、泌尿器科を受診するようにしましょう。

また、年に1度の人間ドックのオプションで、PSA検査を行うと、症状が現れる前にがんを発見することができ、手術治療で完治も難しくないため、オススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、前立腺がんの転移しやすい場所や部位と確率、また、余命についても詳しくお伝えしました。

まず、前立腺がんでは、比較的初期の段階から骨に80%の確率で転移し、もっと進行してから40%の確率でリンパ節に転移するのでしたね。

そして、骨転移では骨盤の痛みや麻痺、しびれ、病的な骨折が増えて、リンパ節転移だと下半身のむくみなどが生じるので、ホルモン療法などを行って生活の質を下げない治療法を行うのでした。

それから、骨転移だけでなくリンパ節にも転移し末期の症状の場合の余命は半年~1年以内と言われることが多いので、そうならないためにも年に1度はPSA検査を受け、症状が現れる前に対処すると良いとのことです。

尚、最近では遺伝子レベルでがんの発症率を調べる遺伝子検査も身近になってきたので、気になる方は早いうちに行ってみてはいかがでしょうか。
↓↓↓
遺伝子検査について詳しく知りたい方はコチラの記事をチェック!

スポンサーリンク

このページの先頭へ