子宮頸がんの術後の再発や経過観察の注意点!性行為についても!

画像1子宮頸がんは、30代をピークに女性がかかりやすい子宮癌の一種で、比較的早期であれば手術治療によって対処することができるとされています。

ただ、子宮頸がんの術後の再発率や、仕事の仕方や性行為中の出血など、経過観察中の注意点などを知っておきたいですよね。

また、子宮頸がんの術後の後遺症や、抗がん剤を使用するのかといったことや、合併症についても気になるのではないでしょうか?

そこで今回は、子宮頸がんの術後の再発や経過観察の注意点、また、性行為についても詳しくお伝えしていきます。

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子宮頸がんの術後で、経過観察の注意点は?性行為についても!

子宮頸がんは、HPVウイルスという性交渉を感染経路としてうつるウイルスが原因とされていて、世界的に見ても乳がんに次いで二番目に発症率、死亡率が高い子宮癌の一種です。

そして、子宮頸がんの治療に関しては、日本では手術治療が一般的で、がんの浸潤度合いによって、手術治療を優先し、難しい場合は放射線治療や化学療法をとるとされています。

それから、子宮頸がんで円錐切除術や、子宮全摘出をした後は、経過観察扱いとなって、体調確認のために定期的に通院し、がんの浸潤度合いによっては、抗がん剤などの化学療法や放射線治療を行うこともあるそうです。

また、経過観察のための通院の間隔は、病状や治療後の経過によって異なりますが、一般的には治療後1~2年の間は1ヶ月から3ヶ月毎、3年目からは3ヶ月から6ヶ月毎、5年目は6ヶ月毎、6年目以降は1年毎の通院が一般的だそうです。

子宮頸がんの術後で、経過観察中の生活上の注意点!

子宮頸がんの術後で、経過観察をしている生活中の注意点としては次のようなものがあります。

1) 食事について

食事については特に制限がないので、栄養バランスを第一に、楽しく食べるようにして、体の免疫力を上げることで少しでもがんの再発を防ぐように心がけましょう。

2) 運動や仕事について

退院直後は体力が低下しているので、しばらくは疲れたらすぐに横になる、足を高くして休むなど、無理をしないように心がけ、運動や仕事も体力に合わせて少しずつ以前の通りにしていくようにしましょう。

3) 性行為や妊娠について

子宮頸がんの手術では、膣を切除することによって性行為に障害がでることがあり、はじめは痛みがあり、多少の出血が出ることがありますが、少量であれば自然に回復していくので問題はありません。

はじめは挿入の浅い体位から始めるようにし、出血があまりに続くようであれば担当医師に相談すると良く、時間が経つにつれて膣の伸びも良くなってくると以前と変わらない感覚を得られるようになります。

むしろ、長い間性行為がないと、膣の伸びが悪くなってしまいますので、心配しないで以前の通りに行った方が良く、性行為によってがんが再発したり転移することはありませんし、パートナーにうつることも一切ありません。

子宮頸がんの術後の再発率や合併症、後遺症などについて

子宮頸がんの術後の後遺症や合併症は、手術の内容によって異なりますが、ステージ0からIの場合の円錐切除術のみの場合には起こることはありません。

ただし、ステージIIIを超えて子宮を含めて広範囲にわたってがんが浸潤し、「広汎子宮全摘術」を行った場合は、「排尿障害」が現れ、骨盤内や足の付け根のリンパ節を取り除いた場合は「足の浮腫」といった後遺症や合併症が現れるそうです。

また、閉経前に両側の卵巣を切除する手術や、放射線治療も併用して、卵巣の機能が失われた場合は、更年期障害のような症状が現れることも多く、こうした子宮頸がんの術後の後遺症は、手術から3ヶ月~半年で現れるのが一般的です。

そのため、排尿障害やむくみについては、通院しながらリハビリを受けることができますし、更年期障害についても適切な薬などを投与しながら向き合っていくことが大切です。

子宮頸がんの術後の再発率は?

子宮頸がんの術後の再発率というのは、手術によって完治したことを前提に表す確率で、ステージによって手術の方法も再発率も異なるので、次の通りとなります。

・円錐切除術後の再発率

ステージ0~Iの段階では、円錐切除術を行って病巣を切り取る手術をするのですが、これによって完全にがん細胞を取り切れたと判断した場合の再発率は「2~4%」とかなり低くなります。

ですが、もしもがん細胞を摘出しきれなかった場合の再発率は「8~15%」あるとされています。

・単純子宮全摘出術後

ステージI~IIaの場合は、子宮内にがんが浸潤しているため、患者と相談の上、妊娠の意志を考慮した上で子宮を全摘出する手術を行います。

そして、この手術によってがんを全て取り切れた場合の再発率は「3%」とかなり低くなりますが、もし取り切れなかった場合の再発率は「19%」あるとされています。

ただ、こうした子宮頸がんの術後の再発率は、疑いのある部位を切り取って、病理診断をしてみないとその後の再発率が分からないといった怖さがあります。

また、ステージIIb以降になると膣や骨盤にがんが広がっていくので、再発以前に完治が難しくなるという現実があるそうです。

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子宮頸がんの術後は妊娠・出産も可能なの?

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子宮頸がんでは、ステージ0からIの初期段階であれば、子宮頸部の病巣を切除し、その後の病理診断を行った上で問題がなければ妊娠や出産も可能だとされています。

ただ、一度がんを発症すると、少なからず再発の可能性は残るので、医師の指示に従って経過観察のための通院は必ず続けるようにしましょう。

また、子宮頸がんの術後は頸部を切り取られるため、出産するまでにキュッと締まっておかなければならない部分がゆるみ、流産や早産をしやすくなってしまいます。

そのため、術後のリスクを理解した上で、やはり子宮頸がんのピークを迎える30代の前に、定期的に検診を受診する習慣を身につけることをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、子宮頸がんの術後の再発や経過観察の注意点や、性行為についても詳しくお伝えしました。

まず、子宮頸がんの術後は、病状や治療後の経過を見ながら数ヶ月に一度の通院をすることになり、仕事や運動は無理のない程度にし、栄養バランスのとれた食事をとると良く、性行為も多少の痛みや出血はありますが心配はないとのことでした。

ただ、子宮全摘出の術後の後遺症や合併症には、消化器系の障害や更年期障害があるのでリハビリが必要になり、再発の確率は、手術で疑いのある部位を取り切れたか否かで10%近く差があるのでしたね。

そして、子宮の摘出が必要なければ術後も妊娠や出産が可能ですが、流産や早産の確率は高くなるため、20代の若いうちから子宮頸がんの定期検診を受診する習慣を付け、気になるようであれば遺伝子検査も行って自分の発症リスクを知っておくことをオススメいたします。命に関わることなので。
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