子宮頸がんの放射線治療にかかる費用や副作用!完治の確率も!

画像1子宮頸がんは、20代から30代の女性がかかりやすいとされている子宮がんの一種で、定期的な検診で比較的発見がしやすく、早期治療ができれば予後が良いそうです。

ただ、発見が遅れてがんが進行すると、体内で転移してしまうので、手術治療だけでなく放射線治療なども行うことがあるのですが、後遺症や副作用、費用が気になりますよね。

また、子宮頸がんで放射線治療をすると、完治の確率はどれくらいあるのかも知りたいのではないでしょうか?

そこで今回は、子宮頸がんの放射線治療にかかる費用や副作用、また、完治の確率について詳しくお伝えしていきます。

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子宮頸がんの放射線治療にかかる費用や副作用は?後遺症も

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子宮頸がんは、世界的に見ても乳がんに次いで2番目に発症率、死亡率の高い子宮がんの一種です。

そして、ヒトパピローウイルスというウイルス感染によるものが多いと原因が明確であることが特徴的です。

そして、このヒトパピローウイルス(以下、HPV)は、性交渉を感染経路としてうつりますが、この感染自体は珍しいものではなく、ほとんどの場合が自然治癒する中で、排除できない場合に子宮頸がんを発症するとされています。

それから、子宮頸がんは、子宮の入り口の頸部にがんができるので、定期的な子宮頸がん検診で見つかるケースが多く、早期発見ができれば予後の良い病気として知られていて、ステージによっては治療手術で完治したケースもあるそうです。

ただし、初期に自覚症状が現れにくいことが特徴なので、検診を受けない限り発見が遅れることが多く、症状が現れる頃にはがんが進行して、中には他の器官にまで転移していることもあります。

そのため、がん治療といえば手術が一般的である日本においても、手術が困難となるがんの進行期では、放射線治療を行うことがあります。

子宮頸がんの放射線治療でかかる副作用や後遺症は?

放射線治療というと、「目に見えないから危険」「放射能と同じ?」など様々な不安を抱かれる方が多いと思いますが、安全性への配慮は行き届いており、がん治療においては欠かせない治療法のひとつとなっているそうです。

そして、子宮頸がんでは手術と放射線治療が主体で、化学療法の併用は場合によって選択されるのが通常です。

それから、がんの進行具合などを見て、次の2通りの方法で治療を行います。

・腔内照射

骨盤部への外部照射と子宮・膣に器具を挿入して行う放射線治療で、子宮頸部のがんを中心に放射線を集中的に照射します。

・外部照射

子宮頸部のがんのみにダメージを与えるのではなく、周囲の転移している可能性のあるリンパ節も含めて照射するため、腔外から照射します。

この他、治療手術と組み合わせて行う場合は、術後に、骨盤部の外部照射のみで治療を行うことが基本で、膣への浸潤があった場合にのみ腔内照射をするとされています。

こうした子宮頸がんでの放射線治療の副作用としては、治療直後に、下痢・悪心・嘔吐、全身倦怠感などが現れ、下腹部の脱毛は確実に起こり、日焼けのような放射線皮膚炎も個人差があるものの、治療後半に現れることが多いそうです。

それから、後遺症としては、卵巣機能低下に伴う更年期障害や不妊がほぼ100%起こり、それ以外の重篤な症状としては、稀に直腸炎や直腸出血、膀胱炎や潰瘍による血尿、下腹部や足のむくみ、腸閉塞などの消化器官、骨盤骨の骨折があるとされています。

子宮頸がんの放射線治療でかかる費用は?

子宮頸がんの放射線治療では、病巣のサイズやがんの進行具合によって治療期間が異なるので、費用も変動しますが、一般的に言って60万~100万円と高額治療になりますが、保険が適用になるケースも多く、自己負担額は20万円程度で済むようです。

ただ、20万円でも決して安価な治療費ではないのですよね。

子宮頸がんの放射線治療で完治の確率について!

子宮頸がんの放射線治療は、治療に痛みがなく、がんが進行していて手術が難しい場合でも適応できる治療法ですが、副作用や費用も気になるので、実行したとしても完治の確率がどれくらいあるのかを知っておきたいですよね。

ただ、完治の確率としては、治療手術をした場合でも、放射線治療をした場合でも確率は同じとされていて、その割合はがんのステージによって次のように異なります。

子宮頸がんの治療を始めた人の中で5年後に生存している人の割合

ステージI…90.4%

ステージII…70.1%

ステージIII…49.4%

ステージIV…20.9%

がんでは、治療による完治の確率を表すときに、がんの治療開始から5年後に生存している人の割合として「5年生存率」という言葉をよく使います。

そして、子宮頸がんでの放射線治療の場合、ステージIからステージIIの初期段階であれば、ほとんどの場合、手術で治療を終えることができ、比較的完治の確率も高いとされています。

ですが、がんが進行期に入り、体の中の様々な部位に転移するステージIIの後期以降に入ると、放射線治療を行うので、放射線治療における完治の確率は、ステージIII以降では高くても約半数ということになります。

ただ、厳密に言えば、がんがどの内臓器官に転移しているかによって、治療の難易度も異なるため、上記の5年生存率だけでなく、病院で詳しい検査を行って体の状態を把握した上で、医師の診断を聞くようにしましょう。

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治療費負担を減らす「高額療養費制度」とは?

子宮頸がんに限らず、がん治療は費用が高く、医療費の支払いに負担を感じて治療を受け続けるべきか悩んでいる患者の方は年々増えているようです。

ただ、高額療養費制度といって、1ヶ月にかかった医療費の自己負担額が一定の金額を超えた場合は、それ以上支払わなくても良い、あるいは窓口で支払った後に金額が戻ってくる制度が適用される制度があります。

そして、所得や年齢によって自己負担額が変わるのですが、一般的には自己負担額は3分の1程度に収まることが多く、高額な治療が長期に渡る場合は、4ヶ月目からは自己負担限度額の上限が下がって、44,000円程度となるそうです。

さらに、高額療養費貸付制度といって、高額療養費制度で払い戻される金額の8~9割を無利子で借りられる制度で、借金ではなく、高額療養費を先取りする形の制度もあるので、活用することをオススメします。

とはいえ、子宮頸がんのように、初期症状がわかりにくく、検診以外では発見が遅れることも多いがんでは、前もってこうした制度を調べておく余裕がない方が多いようです。

そのため、定期的な検診を受けて、自分の体の状態をよく把握し、万一の場合に備えておくことが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、子宮頸がんの放射線治療にかかる費用や副作用、また、完治の確率について詳しくお伝えしました。

まず、子宮頸がんの放射線治療では、腔内照射と外部照射のどちらか一方か、両方を組み合わせて行うことが多く、痛みもなくがんの病巣を死滅させる効果があるのでした。

ただ、治療直後の副作用に下痢や嘔吐、全身倦怠感が現れ、下腹部の脱毛などが起こり、後遺症としても卵巣機能低下に伴う更年期障害や不妊、それ以外にも直腸炎や直腸出血、膀胱炎や潰瘍による血尿、下腹部や足のむくみ、消化器官の衰えがあるのでしたね。

また、治療費は100万円ほどになることもあるので、高額療養費制度などの活用をオススメしました。

それから、放射線治療の完治の確率は手術治療の場合とほぼ同一で、ステージIIIの場合でも約半数にしか満たないため、定期的な検診や遺伝子検査などを利用して体の状態を把握し、万一の場合に備えておくことが大切です。命に関わることなので。
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